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大谷翔平の50号に入札した日本人社長が返却の意思「落札できたとしても大谷選手の希望に添いたい」

東スポWEB / 2024年9月29日 16時48分

50号本塁打を放つ大谷翔平

ドジャース・大谷翔平(30)の50号ホームランボールがオンラインオークション「ゴールディン」に出品され、28日(日本時間29日)現在、通販サイトを運営する日本人実業家の田中裕輔氏が120万ドル(約1億7400万円)で最高入札者となっている。

入札は開始価格50万ドル(約7110万円)で27日にスタート。1日で9件の入札があり、田中氏も複数回入札して勝負に出ている。田中氏はXで「値段が上がってましたが、もちろんまだ戦います。$1・1M、手数料込みで$1・46Mだから落札価格は2億円を超えました」とやる気を投稿している。

50号は19日のマーリンズ戦で左翼席に飛び込み、激しい争奪戦の末に男性がゲット。球団の買い取り交渉にも応じることなく、持参してオークションに出品された。一方でボールの所有権をめぐり、争奪戦の最中に「不正に奪われた」と18歳の少年ら複数のグループがフロリダの裁判所に訴訟する騒ぎにもなっている。落札されればさらに複雑な事態になりかねない。

田中氏は「例え落札できたとしてもまずは球団経由で大谷選手のご希望を伺って、最大限それに添いたいと考えています」と返却の考えを記しており、「私が落札できないとしてもぜひ最終落札者さまには大谷選手やドジャースの選手の皆様、そして野球ファンの皆にとって最適な姿を目指してほしい、と1ファンとして心から望んでいます」と〝選手ファースト〟を訴えている。

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