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長谷部誠氏に〝政界進出〟待望論 師匠ザッケローニ氏もマルチな才能絶賛「何をやっても彼は完璧」

東スポWEB / 2024年9月30日 5時8分

長谷部誠氏(左)と元代表監督のザッケローニ氏

サッカー界の偉大な主将が〝首相〟になる日は来るのか――。日本サッカー協会が29日、都内の「blue―ing!」で日本サッカー殿堂掲額式典を開催し、日本代表として2014年ブラジルW杯を率いたアルベルト・ザッケローニ氏(71)を表彰した。名将は、まな弟子の長谷部誠氏(40)のマルチな才能を絶賛。スポーツ界の枠を超えて、政界進出待望論も起きている。

ザッケローニ氏はイタリア1部の名門ACミランやユベントスなどの監督を歴任した後、2010年8月から日本代表監督を率いた。卓越した指導力で11年のアジアカップ優勝や、アルゼンチンやフランスなど世界屈指の強豪を撃破するなど、代表の飛躍に貢献。ブラジルW杯は1分け2敗で1次リーグ敗退に終わったが、MF本田圭佑やMF香川真司(現C大阪)らを擁して世界の強豪と渡り合った日本代表は〝史上最強〟の呼び声高く、そうした功績が評価されて殿堂入りを果たした。

ザッケローニ氏は「私の人生で最上の4年間。みなさんに評価していただいたことを感謝している」と喜びを語った。代表指揮官の時代を振り返りながら、主将として全幅の信頼を寄せていた長谷部氏についても言及。「(同席した)実の息子の前で言うのもなんだが、マコトは私の息子だと思っている。私がいない時は、彼が私の代わりに選手に指示を出してまとめてくれていた」と親子同然の固い〝絆〟を強調した。

長谷部氏もビデオメッセージで「ザッケローニさんと出会って僕のサッカー人生も、人としても大きく変わりました。本当に感謝しています。またイタリアに会いに行きます」と選手として成長させてくれた師匠に感謝の言葉を贈った。

式典後に取材に応じたザッケローニ氏は、現在ドイツ1部EフランクフルトU-21コーチとともに日本代表コーチも務める長谷部氏の指導者としての資質について「コーチはもちろん、会長とかも…。当然監督としても素晴らしいと思う」と現場だけでなく、経営面でも組織を率いる能力があると絶賛。さらには「何をやっても、彼はもう完璧に、その役にぴったりだなと思える人物だ」とあらゆる分野でトップに立てるスケールの才能に太鼓判を押した。

長谷部氏は将来の日本代表監督への期待などサッカー界でも引っ張りだこだが、異分野からも待望論が起きている。「スポーツ選手から政治家に転身するケースは多いし、長谷部さんほど人気もリーダーシップもある人なら、政治家としても上を目指せる」と政界関係者は高く評価。日本サッカー界では釜本邦茂氏が参院議員、世界ではジョージ・ウェア氏がリベリア大統領を務めた例がある。

世界的名将も認めるカリスマ主将が、将来日本を率いるリーダーになる日が来るかもしれない。

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