【大相撲】大の里が大関デビューで〝初白星〟 全日本力士選士権で準優勝「良かったです」

両国国技館で開催された全日本力士選士権大会

〝大関初白星〟だ。大相撲の新大関大の里（２４＝二所ノ関）が３０日、全日本力士選士権（東京・両国国技館）に出場した。

幕内土俵入りでは場内アナウンスで「新大関大の里」と紹介され、観客席からは大きな拍手と声援が送られた。トーナメント初戦では幕内若隆景（荒汐）を下して〝初白星〟。その後も順調に勝ち進んだが、決勝では大関琴桜（佐渡ヶ嶽）に寄り切られて準優勝に終わった。

大関として初めて国技館の土俵に上がった大の里は「良かったです。大関の実感が湧いた？ はい」と感想を語った。１０月１日から始まる秋巡業では、主役として注目が集まる。新大関は「しっかり頑張ります」と気持ちを引き締めた。