【バレーボール】西田有志は〝らしさ全開〟で魅力を発信へ「素でやるのが自分なので」

会見に出席した西田有志

バレーボール男子でパリ五輪代表の西田有志（大阪ブルテオン）は〝らしさ全開〟で新たな戦いに挑む。

ベスト８入りを果たしたパリ五輪で大車輪の活躍を見せたサウスポーは、３０日に都内で行われた新リーグ・ＳＶリーグの開幕前記者会見に出席。近年のバレーボールブームについて「注目はされても継続できなかったというのが現状だったと思う」と冷静に分析した上で「同じことを起こさないように、一人ひとりが危機感も持ちながら、一人ひとりが自分ならでのブランディングをしていくことが大事になる」と語気を強めた。

自身のブランディングは今後も通常通り運行していくという。「自分は好きなものに対して、それを得るために努力するし、それを自分でしっかり得られるような力をつけてやっていくのが自分のやり方」と切り出し「素でやるのが自分なので、そういった部分を出していくのがすごく大事。多くのお仕事をいただけている現状に感謝しているので、バレーボールをより注目させられるように、タイミングが合えばそういったところにもお力添えをしていきたい」と展望を語った。

東京体育館で実施される１０月１１日の開幕戦は、日本代表でチームメートだった高橋藍らを擁するサントリーと相まみえる。フジテレビ系で生中継される一戦を前に「オポジットとしてしっかりと相手にディフェンスを取られないようにしたい」と意気込んだ。