三原じゅん子氏 こども政策担当相で初入閣へ…自民内から武田鉄矢氏との〝再共演〟期待する声も

野党時代はこども手当を痛烈批判していた自民・三原じゅん子氏だが…

自民党の石破茂総裁は１０月１日、首班指名後に行う閣僚人事で、こども政策担当相に三原じゅん子参院議員を起用する方針を固めている。

三原氏は２０１０年の参院選で初当選し、参議院３期目。同党の入閣目安はクリアした。総裁選では小泉進次郎元環境相の推薦人となっていたが、決選投票で石破氏に投票したことを明かしていた。

「三原氏は菅義偉元首相と同じ神奈川選挙区で〝菅グループ〟の一員。菅氏は３０日の党役員人事で、麻生太郎氏に代わって副総裁に就任した。菅氏の存在も、大きく初入閣につながった見方がされています」（同党関係者）

一方、役者時代は１９７９年から放送された人気ドラマ「３年Ｂ組金八先生」（ＴＢＳ系）で、ツッパリ女子中学生の山田麗子役を演じ「顔はやばいよ、ボディーやんな、ボディーを」のセリフで大ブレークしたことはあまりにも有名だ。

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今年１月期に放送されたＴＢＳドラマ「不適切にもほどがある！」（脚本・宮藤勘九郎）では、令和にタイムスリップした体育教師・小川市郎（阿部サダヲ）が昭和に戻り「三原じゅん子が国会議員になってた」と明かす。これに娘・純子（河合優実）が「はい、嘘だねー！」と信用しないで「うちらの憧れ、アバズレの祖先、山田麗子だよ」「顔はやばいよ、ボディーやんな！の山田麗子が政治家！？ あり得ない！」とぶっ放す。これに三原氏がネット上を中心に再び話題になった。

また「金八先生」で共演した武田鉄矢氏とは、４５年がたっても〝先生と教え子〟の関係が続いていた。

２０１６年の参院選で改選を迎える前に都内で開いたパーティーで武田が駆け付け、当時の官房長官だった菅氏や閣僚たちを前に、三原氏について熱く語っていた。

「じゅん子は女優から国政へと進みましたが、今でも一番の教え子であります」と紹介し「私はじゅん子を信じています。日本人は学ぼうとするとき最高の力を発揮する。この子には学ぶ姿勢があります。学ぶ姿勢を忘れずにいれば、有能な人になれるでしょう」と武田は太鼓判を押し、三原氏と握手を交わした。

「三原氏は７月に自身のインスタグラムで武田氏とのツーショットを公開していた。内容はラジオで共演し、昔話に花を咲かせたと…。〝金八ファン〟世代は、大臣就任後に三原、武田両氏の共演をまた見てみたいでしょう」と同党関係者は語った。