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【ソフトバンク】モイネロ 注目の防御率タイトル争いに「宮城が取れば自分もうれしい」

東スポWEB / 2024年9月30日 23時4分

お立ち台で柳田悠岐のサイコーポーズを決めるソフトバンク・モイネロ

リーグ優勝を決めているソフトバンクは30日のオリックス戦(みずほペイペイ)に1―0で競り勝ち、貯金を今季最多に並ぶ「39」とした。7回に栗原が殊勲の18号決勝ソロ。投げては先発のモイネロが5回無失点とクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージに向けて状態の良さをアピールした。

4年ぶりリーグ制覇の立役者であるキューバの怪腕が、無心の63球でレギュラーシーズン最後の登板をゼロで締めた。先発転向1年目。疲労が蓄積する秋にコンディションの良さが光った。「この時期にこのくらい投げられているってことが、自分でも『よくやった』と思えるところ」。シーズンを通してリフレッシュを兼ねて登板間隔を空けることはあったが、故障などによる離脱はなかった。堂々の11勝を挙げ、クオリティースタート(6回以上、自責3以下)は25試合に登板して実に21度。勤勉な左腕らしく、オフからの準備と鍛錬のたまものだった。

この日の好投で防御率は1・88となった。すでに規定投球回に達した投手の中で唯一の1点台。ただ、最終登板を残しているとみられるオリックス・宮城大弥投手(23)は現在135回1/3で防御率1・92。次の登板で規定投球回(143イニング)到達を目指すのは自然で、そこで好投すればモイネロの防御率を上回る可能性は十分にある。

タイトル争いが注目を集めるが、モイネロは偽らざる心中をこう明かした。「一番印象に残るのは1年目でシーズン11勝を挙げたこと。だから(防御率に関しては)あまり気にしていないんだ。自分が投げることはもうないんで結果を待ちたい」。そう語ると、宮城の最終登板を待つ心境を穏やかな表情で打ち明けた。「本当にそんなに気にしていないけど、いま宮城は日本で一番いい左ピッチャーだと思う。だから、すごくいい投球をすると思うよ。宮城が(タイトルを)取れば自分もうれしいし、自分が取れればそれもうれしい」。

ひとまず、きっちりと自分の仕事を全うしたモイネロ。野球の神様はほほ笑むか――。

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