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【巨人】不動の二塁手・吉川尚輝がひそかに闘った「骨折」と「帯状疱疹」 苦難を乗り越えCSへ

東スポWEB / 2024年10月1日 5時3分

骨折、顔面の異変を乗り越えた巨人・吉川尚輝

4年ぶりのリーグ優勝を果たした阿部巨人の次なる目標はCS突破と12年ぶりの日本一奪回。センターラインをガッチリと固める不動の二塁手・吉川尚輝内野手(29)の状態が、栄冠へのカギを握りそうだ。

Gの副主将は30日までの全142試合にスタメン出場。Vを決めた28日の広島戦(マツダ)までは岡本和とともにフル出場を続けてきた。9月の勝負どころとなった10日からの広島3連戦(マツダ)から3番に定着すると、堅守と打撃で3連勝に貢献。9月は打率3割7分5厘、2本塁打、11打点と圧倒的な成績でチームをけん引した。

通算打率2割8分7厘も規定打席到達者の中でチームトップ。腰痛や死球による骨折などで離脱を繰り返してきたが、ついに今年は一度も戦列を離れることなく完走が目前となっている。しかし、無傷だったわけではない。人知れず痛みや苦しみとも闘っていた。

阿部監督が明かしていたのは肋骨骨折の疑い。吉川は26日のDeNA戦(横浜)で頭部付近を通過した投球を倒れ込みながらよけたが、その際に自分のヒジで肋骨を折ってしまった可能性があるという。しかし、指揮官によると「検査に行ってないから分からない」と詳細は不明のままで「座薬入れて、上から下から痛み止めを入れて頑張っていた」と苦闘ぶりを打ち明けていた。

ただ、実はそれだけではなかった。その前日の25日には吉川の顔面に異変が起きていた。額に紫色のおできができていたのだ。一体、何事なのかと聞くと吉川は「帯状疱疹(ほうしん)です。眼球まで痛いです」。それでもパフォーマンスを下げずに最後は4安打の固め打ちでVを決めた。

さまざまな苦難を乗り越えながら次のステージに進む吉川は「(肋骨は)大丈夫です。これからまた戦いが始まるので、変わらずやっていきたい」と気丈に話している。背番号2が万全の状態で臨めれば頂点も近づきそうだ。

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