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【スターダム】S・キッド 10・5 一騎打ち 葉月との〝遺恨〟激白「嫉妬もあるんじゃないですかね」

東スポWEB / 2024年10月1日 6時4分

名古屋大会でのシングル戦が決まったスターライト・キッド(左)と葉月

2人の間に何があったのか。女子プロレス「スターダム」の〝欲深き黒虎〟ことスターライト・キッドが、気になる葉月(27)との〝遺恨〟について口を開いた。

葉月は6度目のワンダー王座挑戦となった9月14日の大阪大会で王者のなつぽいに敗れ、ベルト取りに失敗。ショックのあまり、一時は失意のどん底に陥った。ここで手を差し伸べたのがキッドだ。「アンタの目を覚ましてあげる」と名乗り出たことから、5日愛知・ドルフィンズアリーナ大会でのシングルマッチが組まれた。

取材に応じたキッドは「ワンダー・オブ・スターダムという同じベルトを狙う身として、6回の挑戦で折れるのは違うだろと思ったんです。私はハイスピード王座を8回目の挑戦で取ってる。しかも8回のうち、2回は葉月に負けているんですよ。私には何回挑戦しても諦めないという気持ちがあるので」と行動に移した理由を説明した。

だが、葉月の反応はつれなかった。完全復活した9月28日後楽園大会では「キッドはウチのこと嫌いだと思うけど、ウチはキッドのこと大嫌いだよ」と発言。今春に極悪軍団「H.A.T.E.」の前身「大江戸隊」を追放されたキッドが新たな所属ユニットを探している時も、葉月は「STARSにはいらないし、スターダムにはいらない!」とコメントし、物議を醸したばかりだった。

キッドは「葉月のプロレススタイルは嫌いじゃない。ああいうバチバチしたファイトは好きだし、プロレスセンス的な部分ではうまいなと思わせる」と一レスラーとしては認めつつも「私もよくは思ってない」と、私怨があることを認めた。

いったい何が原因なのか。キッドは「普通に性格が合わないんじゃないですか。生え抜きとしてこだわっている部分は一緒なのに、葉月の過去の引退騒動とかも、残った身としてはあの辞め方はよくは思ってないんですよ。知らない間に帰ってきて。そういうところからきている部分もあるし、それ以外の部分もあるけど…」と明かす。

2021年に大江戸隊入りした際のキッドがブレークしたことや、大江戸隊を追放された直後に話題を呼んだことに対する「嫉妬もあるんじゃないですかね」と分析する。

ただし葉月の態度を見て、キッドも〝ある決意〟を固めた。「ああやって言われた以上、逆に私はこのシングルに理由づけをしました。私がワンダーに行くためにも、何年間もワンダーに片思いしている葉月の壁を破ったら説得力は抜群でしょって。このシングルを『次期ワンダー王座挑戦者決定戦』くらいの気持ちで戦いたいと思ってる」と表明。悲願の白王座取りへの踏み台になってもらうつもりだ。

くしくも名古屋大会では同じ「ネオジェネシス」の鈴季すずが、ワールド王者の中野たむに挑戦。天咲光由はフューチャー王者の吏南に挑戦する。ハイスピード王座は現在、星来芽依が保持しており、ユニットでのシングル王座独占も夢ではない。

「全員でシングルなり、タッグなりのベルトを持ってる絵を撮りたいというのが目標にある。AZMもIWGP女子に近づいている気がするので、少しずつピースを集めていければ」。不穏な空気が漂う一戦へ、黒虎はあくまで冷静沈着に挑む。

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