日本バドミントン協会・村井満会長「私の責任。不退転の決意で」 エントリーミス相次ぎ
東スポWEB / 2024年10月1日 13時8分
日本バドミントン協会が相次ぐ〝エントリーミス〟に言及した。
同協会は9月13日に女子ダブルスの五十嵐(旧姓・東野)有紗(BIPROGY)、桜本絢子(ヨネックス)組が出場予定だったデンマーク・オープンのエントリーに誤りがあったと公表していたが、1日には男子シングルスの斎藤駿、同ダブルスの目崎駿太郎、藤沢佳史組(いずれもトナミ運輸)が出場予定だったベンディゴ国際のエントリーにも不備があったと発表した。
同協会は類似のミスが相次いでおり、昨年は女子シングルスの大堀彩(トナミ運輸)が出場予定だったカナダ・オープンで、協会側の不手際によって欠場を余儀なくされていた。
同協会によると、①確認機能の不十分さ②所属チームによる申請に関するルール違反の常態化③手作業の多さが主な原因だと分析。同日に都内で行われた会見に出席した村井満会長は「ヒューマンエラーが放置されている状態を認識しながら、強化本部のもとに委ねていた。自ら指揮を執れば良かったが、放置されていたことは私の責任だと思う。不退転の決意で臨みたい」と改善を誓った。
今後は担当者を増員した上で、村井会長も改革に参画していく。国際大会エントリーに関する専用アドレスの作成、ダブルチェックの徹底、エントリーの締め切り厳守などを求める方針。選手たちは国際大会で世界ランキングのポイントを稼ぐ必要があるため、同じ過ちを繰り返すわけにはいかない。
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