石破新首相誕生にれいわ・山本太郎氏が痛烈「選挙が終わればみそぎは済んだという話にされる」

山本太郎氏

１日召集された臨時国会で石破茂氏が新首相に選出された。れいわ新選組の山本太郎代表が痛烈に新首相を批判した。

ＮＨＫは各党代表と国会から生中継でインタビューを行った。山本氏は「一言で言ったらどうもこうもない。総裁選で言ったことをもう今の時点で手のひら返ししちゃってますから」とバッサリ。石破氏は国会論戦を経てから解散総選挙に臨む意向を示していたが、新総裁に就任するや９日解散、１５日公示、２７日投開票のスピード選挙にカジを切った。

山本氏は「国民にちゃんと分かるようにしてから選挙に挑むと言ったが、残念ながらさっさと選挙することになった。つまりは国民の知る権利さえも奪ってしまって、統一教会や裏金に関しても選挙が終われば、みそぎは済んだという話にされることはもう間違いないでしょう」と断罪した。

新内閣の顔ぶれについても「変わったとしても財務省やアメリカ、経団連の言いなりはもう変わらないこと」とピシャリ。

解散総選挙での目標議席については「現在３議席を衆院で持っているが、倍増以上にしていくことが一番の目的。選挙で取る議席も重要だが、この３０年の経済災害で苦しんでいる国民に対し、消費税を特に下げるということ。二重の災害で苦しんでいる能登半島の皆さんに対し、さっさと補正予算をつけろと通常国会でもずっと言ってきたが、野党第１党さえも体を張ってこなかった。国民の声を聞くというような選挙になる」と返す刀で立憲民主党もぶった切った。