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【新日本】永田裕志〝引退説〟にアンサー! 対戦指名してきたオーカーンを断罪「アイツに期待した俺がどうかしてた」

東スポWEB / 2024年10月2日 5時9分

「意味深発言」の真意を説明した永田裕志

新日本プロレスのミスターこと永田裕志(56)が〝引退説〟を完全否定した。9月29日神戸ワールド記念ホール大会で意味深長な発言がさまざまな臆測を呼んでいたが、その真意を説明。IWGP世界ヘビー級王座(現王者は内藤哲也)への変わらない執念をのぞかせるとともに、地元凱旋となる6日の千葉・東金大会で健在ぶりを証明することを誓った。

永田は神戸大会での試合後に「この会場で試合するのは、今日で最後じゃないかという気がします」とコメント。この発言が報じられると、一部では引退を危惧する声も上がっていた。

取材に応じた永田は「神戸ワールドに限らず、どこだってもう最後かもしれないみたいなもんじゃん。大阪城ホールとかも。地方のいろいろな会場、ここ何年も行ってないし」と説明。近年は地方大会の出場が激減している事実を冷静に分析した上で、大会場での試合の重みを表現した発言だったようだ。「引退しませんから、心配しなくても。まだまだ健在ぶりを披露しないといけないと思ってるし」と断言した。

だからこそ東金大会は重要な意味を持っている。永田はメインで秋山準(DDT)と組み、潮崎豪&小峠篤司(ともにノア)と激突する。今年2月の「LIMIT BREAK」(後楽園)と同一カードとなるが、当時は左アキレス腱痛に悩まされており不完全燃焼に終わっていた。「引退なんてささやかれるのは、自分が年頭にふがいない試合をやってしまったことが原因だと思う。白黒つかなかったこの試合だけは、本当に悔しいっていうのがあって。何としても自分の思いを払拭したい」と腕をぶした。

そもそも永田には、もう一度IWGP王座を取るまでは辞められないという執念がある。神戸大会で内藤に挑戦したグレート―O―カーンは、ベルト奪取後に永田との防衛戦という青写真を明かしていたが、敗戦に終わった。

「俺は期待して見てましたよ。それを本当に、口ほどにもないというかね。あれもやりたい、これもやりたいが多すぎる、アイツは。もう一度自分の足元を見つめ直さなきゃダメだありゃ。なぜあんな器用な攻めしかできないのか…。もっと自分に大きな魅力というか、力があることを見失っていたね」と、これでもかとばかりに愛のムチを振るいつつ肩を落とした。

「やっぱり他人任せはダメだな…特にオーカーンには。そもそもアイツに期待した俺がどうかしていたよ。やっぱり自分の足で近づいていかないといけないなと」と誓いを新たにしたミスター。熱い思いは、東金の地で爆発させる。

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