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【バドミントン】またも国際大会エントリーミス 選手側は指摘「協会として成り立っていないのでは」

東スポWEB / 2024年10月2日 6時9分

会見を行った日本バドミントン協会の村井満会長(左)と、朝倉康善副会長兼強化本部長

日本バドミントン協会の〝後手対応〟を巡り、波紋が広がっている。

同協会は1日にベンディゴ国際の出場を目指していた男子シングルスの斎藤駿、同ダブルスの目崎駿太郎、藤沢佳史組(いずれもトナミ運輸)のエントリーにミスがあったと公表した。9月には女子ダブルスの五十嵐有紗(BIPROGY)、桜本絢子(ヨネックス)組がデンマーク・オープンにエントリーできなかった失態が発覚。昨年には女子シングルスの大堀彩(トナミ運輸)が出場予定だったカナダ・オープンに協会側の不手際で欠場を余儀なくされるなど、国際大会のエントリーに関するトラブルが多発している。

同日に都内で行われた会見で、村井満会長は「ヒューマンエラーが放置されている状態を認識しながら、強化本部のもとに委ねていた。放置されていたことは私の責任だと思う」などと謝罪した一方で、協会側は「締め切りを過ぎた後の申し込みや、変更・取り消しを依頼されて慌ただしくなることも多い」と釈明。ミスが多発した原因の一つに、所属先の対応にも問題があるとの認識を示した。

この主張に、五輪選手などをマネジメントする関係者は「締め切りを過ぎた後に申し込みや変更・取り消しなんて、どの仕事にもあること。それを見越して事前作業をしてあげることが、選手へのフォローだと思うし、各協会の仕事の一つ」とバッサリ。その上で「所属先にも責任の一端があるということを常態化させてたのは協会。選手を派遣することがメイン業務なのに、それができていないのであれば、協会として成り立っていないのでは」と疑問を投げかけた。

村井会長は「不退転の決意で臨みたい。体質改善を、もっともっとスピーディーに進めていかなければならない」と改革に意欲を見せたが、果たして選手ファーストの体制を整えることはできるのか。

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