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【阪神】岡田監督が〝当てすぎ〟DeNA投手陣をけん制「こっちも考えてるよ。当たり前やんか」

東スポWEB / 2024年10月3日 5時5分

全体練習後、死球禍について語った阪神・岡田監督

阪神・岡田彰布監督(66)が他球団指揮官とバッテリーに強烈な〝圧〟をかけた。すでにセ2位を確定させている猛虎にとって、〝本番〟は12日から本拠地・甲子園球場で行われるCSファーストステージだ。虎指揮官が最も警戒しているのは過去2年間で何度も甚大な被害をこうむってきた死球禍。2日までにリーグ最多となる57個もの死球を受けているだけに、この日もハッキリ言うた――。

3日のシーズン最終戦で対戦するDeNAはリーグ3位が確定し、CSでの激突が決定。この日、本拠地で行われた全体練習終了後の岡田監督は「ここまできたら(手の内は)お互いに分かってるからな。いまさらどうこう言うアレちゃうやんか。(CS開幕まで)あと10日もあるんやで。パ・リーグの知らんチームなら分析させなアカンけどな。1年間やってきたチームなんやから」と泰然自若の姿勢を強調した。

ただ「逆に今、この時期に意識すること、注意することは?」と問われると「明日(3日)、ケガしないことや。そらそうやんか。それしか考えてないよ」と答え「当てすぎやな。DeNAは」。リーグ最多の与死球49を記録しているベイ投手陣をけん制することも忘れなかった。

昨季は不動のリードオフマン・近本が高梨(巨人)から死球を浴びて右ろっ骨を骨折。約3週間の戦線離脱を余儀なくされた。今季も内野守備の要・木浪がヘルナンデス(ソフトバンク)から受けた死球で左肩甲骨を骨折し、一軍復帰まで1か月以上を要した。後半戦からの打棒復活とともに、相手バッテリーから執拗な内角攻めを受けるようになった3番打者・森下はリーグ最多の被死球11。森下を筆頭に前川(10個)、大山(7個)と〝上位3人〟を猛虎勢が占める状況となっている(DeNA・度会も7個)。

そのため岡田監督は「警戒しとったら当ててええんか? インコース投げんかったら勝負にならんピッチャーやったら当ててええんか!?」と静かに怒りをにじませる。

「そらこっちも考えてるよ。あんまりきやがったらの。当たり前やんか。シーズン中は黙っとったけど、昔やったら大変やで。速攻(で乱闘)や。今は選手が仲ええからな。闘争心がないやんか。そこまで。そんなんオマエ、そういうムードというか雰囲気にならんからな」

〝死球やむなし〟の姿勢で内角攻めを強行する傾向が強いヤクルト・高津監督に対しては「情けないのう。2年連続で優勝したチームが。あきれたわ」と容赦ない苦言を浴びせたこともある岡田監督。自軍の選手たちを守るためにも、歯に衣を着せることはない。

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