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宮崎空港が不発弾爆発で一時閉鎖 過去にもあった間一髪〝事故〟

東スポWEB / 2024年10月3日 6時10分

爆発した宮崎空港

あわや大惨事だ。2日、宮崎空港の誘導路で飛行機が通過した直後に地面が爆発する事故が発生した。国土交通省宮崎空港事務所は自衛隊などと原因究明を進め、米国製の不発弾の爆発によるものと発表した。

航空大学校提供の映像では午前8時ごろ、航空機が誘導路を通った2分後に土煙が激しく噴き上がる様子が映っている。同日朝には宮崎発の国内線が4便通過。幸いにも負傷者などはいなかったが滑走路を閉鎖し、全便の発着を見合わせた。午後2時まで87便が欠航した。

国交省によると爆発があった場所には直径7m、深さ1mの楕円形の陥没が確認された。爆発の凄まじさが伝わってくる。また、自衛隊の不発弾処理隊が爆発の原因を調査した結果、米国製の250キロ爆弾の不発弾と判明し、爆発の原因は調査中としている。

SNS上には「爆弾みたいな噴き上げ方だなぁと思ったらマジか」「不発弾!!!まだ爆発するような不発弾が残っているんだ」といった驚きの声が多く投稿されるなど衝撃が広がっている。

実は宮崎空港では、過去に何度も不発弾が見つかっている。かつて神風特攻隊が出撃した旧日本軍の航空基地で、米軍の攻撃対象となった。そのため不発弾が発見されるたびに滑走路を閉鎖してきた。不発弾とは地上に落下した後に爆発しなかったものを指し、安全装置などが解除されており、ちょっとした振動などで爆発する可能性がある。2009年と11年は配管工事中、21年には耐震工事で路面を張り替えた際に発見され、陸上自衛隊が処理し爆発には至らなかった。

終戦から79年目を迎えるが、いまだに不発弾が眠り続けている。金属探知機で不発弾の有無をチェックしているはずだが、なぜ発見できなかったのか。原因究明が待たれる。

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