大谷翔平はPSで敬遠も「相手投手はどのくらい勝負するのか？」 ジャッジとの論争も白熱

敬遠地獄の可能性もある大谷（ロイター）

ドジャースの大谷翔平投手（３０）とヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手（３２）の〝どっちが凄い〟論争が続いている。

米ＣＢＳスポーツ（電子版）は２日（日本時間３日）「プレーオフに出場する選手ランキングＴＯＰ２４」というタイトルで今季の成績を評価。１位がジャッジ、２位は大谷、３位にロイヤルズのウィットが入った。

「パワーと忍耐力を兼ね備えたメガエリートである（さらに中堅手をこなす能力もある）ジャッジを、このリストでトップに挙げるのは実に簡単なこと」で、「彼はＷＡＲも大リーグで圧倒的な差をつけるトップだった」と説明した。ベースボールリファレンス社が算出したジャッジのｂＷＡＲは１０・８。

一方、９・２の大谷は「特異な存在」「ナ・リーグ最高の打者」と称し、「トミー・ジョン手術で、エース級のマウンドワークを失った分を取り戻すように、ＭＬＢ史上初となる５０―５０シーズンをさりげなく成し遂げた」と解説した。

一方、米スポーツ専門局ＥＳＰＮ（電子版）の「ポストシーズン影響力ランキングＴＯＰ４０」はここからの戦いに注目。「最高に熱い１０月（の戦い）をもたらす者がいるとしたら、それはオオタニだろう」と、大谷を１位に挙げ、「相手投手は彼とどのくらい勝負するのか？ 彼は同じペースで盗塁をするのか？ （最後の２か月は３１回の盗塁企画で３１盗塁だった）」と見どころを紹介した。

ちなみに２位がジャッジ、３位はヤンキースのソトだった。ワールドシリーズでドジャースとヤンキースが激突すれば米国の野球ファンが近年では最高の盛り上がりを見せるのは間違いない。まずは５日（同６日）に開幕する地区シリーズの突破だ。