【おむすび】松平健の加山雄三熱唱に視聴者「レアでお得感」の声 本物はその年に紅白初出場
東スポWEB / 2024年10月3日 12時0分
3日に放送されたNHK連続テレビ小説「おむすび」第4話で、ヒロイン・結(橋本環奈)の祖父・永吉(松平健)がカラオケで加山雄三の名曲「君といつまでも」を歌う場面があり、視聴者を喜ばせた。
ドラマは高校生の結が将来、栄養士へと成長していく平成青春グラフティー。一家は福岡で農業を営む。規格外の野菜は出荷せず周囲の人たちに分けていたところ、永吉は思い立ってその直販を始めた。路上販売が終わり、手伝わせた結を連れてスナックへ。「出番たい」とママのひみこ(池畑慎之介)に促され、歌い始めた…。
まさかのトップスターによるカラオケ歌唱。視聴者から「朝ドラで松平健による加山雄三カバーが聞けるとは思ってもみなかった」「いいものみたよな得した気分」「レアでお得感」「歌うま過ぎる」などとX(旧ツイッター)に投稿が寄せられた。
松平は2021年のNHK紅白歌合戦に特別企画枠で出演し、「マツケンサンバⅡ」を披露している。さかのぼって04年に同曲で紅白初出場。04年といえば奇しくも今回の「おむすび」で現在放送中の時代設定。ドラマとリアルの交錯は手の込んだ物語づくりと言える。
永吉といえば1日の第2話でトンデモ話をしている。地元の福岡ダイエーホークス(当時)のファン。家族で食事中、試合中継に映った王貞治監督について「ここだけの話、王さんに『一本足で打ちんしゃった方がよかばい』って勧めたのは俺たい」と結に自慢する。息子で結の父・聖人(北村有起哉)は「結、よう飽きんな。何万回も聞いたホラ話」とあきれ果てた。
ドラマの設定によると永吉は「自由奔放な〝のぼせもん〟」。のぼせもんとは「何かに夢中になる」「すぐ熱くなる」人を指す博多弁だという。そんな永吉は脇役ながら強烈な印象を与えてくれそうだ。
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