須藤元気氏が衆院選東京１５区からの出馬を表明「完全無所属の私が勝利することで政界再編のきっかけに」

須藤元気氏

元格闘家で元参院議員の須藤元気氏が３日、自身の「Ｘ」（旧ツイッター）を更新し、衆院選（１５日公示、２７日投開票予定）に東京１５区から無所属での出馬を表明した。

須藤氏は「私は地元の江東区（東京１５区）から無所属で立候補することを決意しました」と切り出し、「私は学者でもありませんし、脳みそは筋肉かもしれません。しかし、一つ言えることがあります。こんなに真面目で勤勉な日本人が一生懸命働いているのに３０年間経済成長しないのはおかしくないでしょうか？評論家や経験豊富な政治家たちが、沈みゆくこの国をどのように救おうとしているんでしょうか？ 政府の都合に振り回されるのはもうたくさんです。イデオロギーで分断されるのもごめんです。派閥や政党政治を超えて既得権政治にさよならをしなければいけません。この社会で生きることに対する不安に終止符を打ち、リアルな生活を守るんです」と訴えた。

須藤氏は今年４月に行われた衆院東京１５区補選に立候補。約３万票を得票していたが、次点で敗れていた。

「『政治に関心を持っても意味もない』そんな観念を捨てて、本当に国民の方に向いている政治を一緒に生み出しましょう。これまでの体制に終止符を打ち、新しい政治の枠組みを一緒に作ってください。完全無所属の私がこの選挙で勝利することで政界再編のきっかけになると信じています。私、須藤元気は地元江東区から日本の輝きを取り戻します！」と再び、背水の陣で、衆院選に臨むことになる。