霜降り粗品が２公演をドタキャン 「嘔吐が…」相方せいやも心配していた体調問題

音楽活動も行う粗品

「霜降り明星」粗品（３１）がシンガー・ソングライターとして３日、大阪で開催する予定だった音楽公演をドタキャンし、心配されている。相方のせいや（３２）は収録現場で、粗品の慢性的な体調不良やＳＮＳを騒がせる毒舌芸に心配を吐露していた。

粗品は芸人だけでなく、シンガー・ソングライターとして作詞作曲も手がけている。９月から５大都市音楽公演ツアー「くるみ割り人形」を開催中。２公演目を３日、大阪で開催予定だった。

プロモーターはその前日の２日午後、Ｘ（旧ツイッター）で「粗品本人の体調不良により延期とさせていただきます」と発表。振替公演を調整する。粗品もＸで「本当に申し訳ございません」と謝罪した。

粗品はＳＮＳで他のタレントを強烈にイジる毒舌芸を展開しているが、そのウラで体調不良に悩まされている。

最近ではニッポン放送「霜降り明星のオールナイトニッポン」９月２０日深夜放送をオンエア２時間前になって出演を取り止めた。翌週２７日深夜放送で「嘔吐とかがあって」と釈明し「病院に行って、しかるべき診断と投薬をいただいた」と明かした。「この２年くらいは結構、体調不良で（仕事を）休んでしまっているな」とも補足した。吉本興業関係者の話。

「せいやさんは仕事現場で粗品さんの体調不良への心配を口にしています。せいやさんの見立てでは、粗品さんはプロフェッショナルで完璧主義者。スタッフへの要求が細かく、例えば自分の楽曲のミュージックビデオの演出やユーチューブ動画のテロップでも注文を出すほどです」

霜降りは２０１８年、「Ｍ―１グランプリ」を制するなど漫才で評価されてきた。

「ここ最近は芸風に変化があって粗品さんは毒舌芸を展開するようになった。せいやさんはこれも心配しています」（前出関係者）

今年７月放送のフジテレビ系「ＦＮＳ２７時間テレビ」ではチョコレートプラネット、ハナコとともに総合司会を務め、多忙な印象はあるが、「全盛期より仕事量自体は落ち着いている。ただ、粗品さんは一つひとつの仕事に全力なので心身ともに疲弊します」（同）。

大事に至らなければいいが…。