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ピンクフロイドのデヴィッド・ギルモア「ロジャー・ウォーターズと一緒にやることはない」

東スポWEB / 2024年10月4日 11時39分

ピンクフロイドのロジャー・ウォーターズ(ロイター)

楽曲版権をソニーグループに約4億ドル(約580億円)で売却することで合意したことが今週報じられた英国の伝説的ロックバンド、ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモア(78)が、元バンドメンバーのロジャー・ウォーターズ(81)とは今後二度と一緒のステージに立つことはないと断言した。

3日に掲載された英紙ガーディアンとのロングインタビューでギルモアは、イスラエルやウクライナなどを巡って物議を醸すウォーターズの〝暴言〟を批判。「ロシアのプーチン大統領やベネズエラのマドゥロ大統領のような大量虐殺や独裁を続ける暴君を積極的に肯定する人たちとは距離を置いている」とし、彼らを支持するウォーターズとはもう関わらないと言い放った。

ウォーターズはこれまでもイスラエルをナチスドイツに例え、ロシアのウクライナ侵攻を正当化するなど、挑発的ともとれる発言を繰り返している。

ギルモアの妻で作家のポリー・サムソンは昨年、Xでウォーターズを「あなたは根っからの反ユダヤ主義者」とした上で、「プーチンを擁護する偽善者で、女性差別主義者であり、嫉妬深く、誇大妄想家」などと非難。

ギルモアもこれに同調し、「妻の全ての言葉が真実」と付け加えた。するとウォーターズは彼らのコメントを「扇動的で、ひどく不正確」だして反論。犬猿の仲が決定的になった

その一方、ギルモアは「自分が知る限り、最も優しく、音楽の才能に恵まれた人物の一人だったリチャード・ライトとはもう一度ステージに立ちたかった」とし、2008年に65歳で亡くなったピンク・フロイドのキーボード奏者への思いを馳せた。

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