【スターダム】葉月がＳ・キッド発言に大激怒 非情マスク剥ぎを予告「魂胆が見え見えなんだよ！」

２日の前哨戦でも激しくやり合った葉月(右)とスターライト・キッド

女子プロレス「スターダム」の葉月（２６）が、宿敵のスターライト・キッドにマスク剥ぎを予告だ。

５日愛知・ドルフィンズアリーナ大会での一騎打ちを目前に控え「みんなのおかげで、もとの葉月に戻りました。ただこの試合、キッドがやりたいだけでしょ？ 何かキッドが記事でいろいろ言ってたみたいですけど、興味なくて読んでないんですよ。何て言ってたんですか？」と記者をにらみつけてきた。

もともとこの一戦は、９月１４日の大阪大会で葉月が王者のなつぽいに敗れ、６度目の挑戦でワンダー王座取りに失敗したことに端を発する。失意のどん底に陥ったところ「アンタの目を覚ましてあげる」と呼びかけてきたのがキッドだった。結果的に葉月はユニット「ＳＴＡＲＳ」の仲間や舞華からの叱咤激励で完全復活したが「キッドがやりたいなら、受けて立つよ」と返答したことで２人のシングルが決まった経緯がある。

しかもキッドは先日の取材で「６回の挑戦で折れるのは違う。私はハイスピード王座を８回目の挑戦で取ってる。私には何回挑戦しても諦めないという気持ちがあるので」と葉月に救いの手を差し伸べた理由を明かしていた。

この言葉を伝えると、葉月は「人それぞれ、挑戦のとらえ方は違うから。なら言わせてもらうけど、キッドに諦めないっていう気持ちがあるなら、順番待ちしてないで、今すぐにでもなつぽいのところに挑戦しにいけばいいじゃん！」と吐き捨てた。ワンダー王座への踏み台にしようとする態度が許せないようだ。

さらに「今なつぽいのところにいけないから、『話題になれる』と思って落ち込んでる葉月のところにきたんでしょ？ 魂胆が見え見えなんだよ！」と黒虎の行動を斬り捨てる。

こうなると、もう葉月は止めれない。キッドは自身が極悪軍団「Ｈ．Ａ．Ｔ．Ｅ．」の前身「大江戸隊」加入時や追放された際に話題を呼んだ例を挙げ、２人の遺恨の原因として「（葉月の）嫉妬もあるんじゃないですかね」という発言もしていた。

これに対して葉月は「嫉妬？ 引退の話まで出してきてさ、まだそんなこと言ってんの。じゃあ、キッドはスターダムにずっといる身として、ウチとコグマが同一タッグで史上初のゴッデス３度目の戴冠とか記録を残してきたこと、どう思ってんの。ずっとスターダムにいるお前は何か記録残した？ お前が嫉妬してんじゃねえの？」と、せきを切ったように怒りの言葉を吐き出した。

最後は、今春に去就問題が注目されたキッドが、デビュー時から着用する虎のマスクを脱ぐことも視野に入れて悩んでいたのを思い出し、不敵な笑み。「話題がなくてウチのところに来たなら、ウチがそのマスク引き裂いてお前の素顔をさらしてやるよ。そうしたら『キッド、かわいそう』って話題になるでしょ？ ウチに感謝することになるよ」。怒り狂った葉月が積年の感情をぶつける。