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〝スリざんまい〟アイドルの相棒男に有罪判決「テクニックいろいろ教えてくれた」

東スポWEB / 2024年10月4日 18時54分

東京地裁

東京・渋谷のクラブでの3件のスリ(5月)で、メンズ地下アイドルのルル・ジョン・クリス被告(22)と共に窃盗罪に問われたブエナ・ジョシュア・セドリック・ゲバラ被告(23)の判決公判が4日あり、東京地裁は懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役2年6月)を言い渡した。

母親の再婚を機に、ブエナ被告は中学2年生の時にフィリピンから来日。前回公判では義理の父親が「高校の時には自分で弁当を作って学校へ」「凶暴性は全くない」「掃除や食器洗いもやってくれて…」などと証言した。

昨夏、同郷のルル被告と知り合い、「スリをやってるんだけど、結構お金になるよ」「一緒にやらないか」という誘いに乗ったのが運の尽き。「今までそういう(スリをやる)友達がいなかった」というブエナ被告は、当時の葛藤を被告人質問で振り返った。

「最初もうめっちゃ悩んでて、結構ルル・ジョン・クリスと仲良かったので…。ご飯とか行ったり遊び行ったりしてましたので、スリ以外にも。プレッシャーかけられてっていうか、ちょっと断りにくかったですね」

ルル被告とは「結構親友みたいな感じだった」「めっちゃ仲良かったので、友情関係を壊したくなかった」といい、スリの技術を教えてくれたのもルル被告だそう。

「今までスリやったことがなくて、共犯者(ルル被告)に出会って誘われるまでは興味がなかったので、やり方とか全く分からなかったんですけど、一緒にやるようになってから、トリックとかテクニックいろいろ教えてくれたんです」

具体的には「例えば『お客さんが踊りながら(=踊ってる最中)ポケットからスれば取れるよ』って言われて。あと『この時間になればここ(のクラブ客は)みんな酔っ払ってるから気付かないよ』とか言われてました」。

ブエナ被告は、ルル被告の連絡先を抹消し「完全に縁を切って、一生付き合わないようにしていきます。友達づくりにも少し注意をしながら気を付けていきます」と約束。

勾留先を出た後の生活については「実家暮らしして家事とか手伝いながら、日本の社会に復帰したい気持ちもありますので、日本の社会に復帰して、仕事をして、お金の正しい稼ぎ方をしていきます。一生懸命働きながら、日本の社会でも大人しく生活していきます」と、流ちょうな日本語で語っていた。

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