【浜名湖ボート・ＧⅠ浜名湖賞】若林義人 初の周年記念で躍動「地元なんで予選突破はしたいッス」

地元周年で予選突破を狙う若林義人

ボートレース浜名湖のＧⅠ「浜名湖賞 開設７１周年記念 静岡県知事杯争奪戦」は４日、予選２日目が行われた。

若林義人（２６＝静岡）は今節唯一の登録番号５０００番台で最若手。前走の桐生「ヤングダービー」がＧⅠ初出走なら、今節は〝周年記念〟初出走だ。初めての周年記念は雰囲気にのまれて力を出せない選手も多い中、若林はひと味違う。

５号艇の２日目７Ｒは、ピット離れで３コースを奪取。道中は磯部誠に競り負け３着だったが、磯部が「若林とは足の差を感じた」と脱帽するほどの強烈な足色と躍動感だった。「レース足がいいですね。伸びもいい人に少し見劣る程度だし、トータルでいい部類」と仕上がりには自信満々で「地元なんで予選突破はしたいッス」と目を輝かせる。

６枠時にはピット離れが武器になりそうだが「それは狙わず出たら取るぐらいのつもりで。スタートとレースに集中します」。パワーを味方に真っ向勝負を宣言する若武者が不気味だ。