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【巨人】菅野智之は〝日本のマダックス〟 米球界挑戦報道にMLB関係者「40歳までいける」の太鼓判

東スポWEB / 2024年10月5日 5時5分

米メディアに「メジャー再挑戦」と報道された巨人・菅野智之

巨人・菅野智之投手(34)が今オフ、メジャーリーグへ挑戦する意向であることを米スポーツ専門局「ESPN」(電子版)が4日に報じた。同局のジェフ・パッサン記者は「菅野智之、日本人選手としてのキャリアを終えてMLBへ」と題した記事を投稿。「情報筋によると、今冬に海外FA権を行使してMLBに移籍する予定だという」との予測を明かした。4年前に一度海を渡る決意をしながらも断念したGの右腕に対するMLB側の評価はいまだに高く、その中からは「日本のマダックス」と絶賛する声も飛び交っている。

突然の〝ニュース〟に衝撃が走った。ESPNは記事内で菅野の今冬のMLB挑戦とともに、日本人投手が数多く活躍している米球界の現状についても言及。さらに「彼はセ・リーグで4度、防御率でトップに立っており、最初は2014年、その後は16年から18年まで3年連続でトップに立った。身長6フィート1インチ、体重210ポンドの菅野は今シーズンは健康を維持し、今季は投球回数を昨季の2倍以上に増やした」と菅野のポテンシャルを高く評価した。

菅野は2020年オフにポスティングシステムを利用してメジャー移籍を試みるも、期限内の契約には至らず巨人に残留。メジャー挑戦を「封印」した直後の数年間は低迷もあったが、今季は15勝3敗、防御率1・67と完全復活を果たした。チームのリーグ優勝に貢献しただけでなく、最多勝、勝率のリーグ二冠は確実だ。

今月11日に35歳となる菅野だが、米球界の評価は高い。ア・リーグ球団のスカウトは、菅野に関し「コンディション不良なども重なってスランプにあえぐ時期もあったが、今季はマイナーチェンジが功を奏して完全によみがえった。現役を長く続けられる術を身に着け、40歳を超えてもロースターの第一線で投げられるだろう」と指摘。その上で抜群の制球力を誇る菅野が、かつてMLB通算23年で355勝をマークし「精密機械」と称された殿堂入り投手のグレッグ・マダックス氏(58=元ブレーブスなど)とダブらせられ「日本のマダックス」とMLB関係者の間で称されていることも明かした。

30代半ばでのメジャー挑戦は「遅い」印象も受けるが、ドジャースやヤンキースなどMLB通算7年で79勝を飾った黒田博樹氏(49)が33歳の年に海を渡ったことを考えれば「まだまだ十分にアジャストできる年齢」(前出のスカウト)と太鼓判が押されるのもうなずける。

米「ESPN」の一報は日本にも届くや否や大きな話題を呼び、X(旧ツイッター)ではトレンド入り。CS、そして日本シリーズも控える中、ファンにとっては〝衝撃報〟となった。

菅野はどのような結論を下すのか。その成り行きが大いに注目される。

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