山口真佑奈 ドラマの役柄とは真逆〝尖った〟高校時代「このままだと私もヤンキーに…」

山口真佑奈

女優の山口真佑奈（２４）が、６日に最終回を迎えるＡＢＣテレビ・テレビ朝日系ドラマ「素晴らしき哉、先生！」で注目度が急上昇している。同ドラマでは正義感の強い真面目なバスケ部生徒・一色遥役を熱演するが、自身の高校時代は「結構尖っていた」のだとか。愛してやまない至福のお風呂時間や憧れの女優など、魅力あふれる彼女の素顔に迫った。

同ドラマは元乃木坂４６の生田絵梨花が主演を務める話題作だ。地上波ドラマへの出演を果たし、周囲の反響も大きかった。山口は「家族や友人、ファンの人からたくさんメッセージをいただきました。なかでも、高校の頃の先生がＳＮＳで『○○高校のスターだ！』って私の写真を載せてくれて。それが一番うれしかったです」と喜びを語った。

学園ドラマへの出演は念願だった。真夏に行われた撮影は、休憩中に共演者とコンビニにアイスを買いに行ったりと、まさに青春そのものだった。「高校生の時の気持ちがフラッシュバックした」というが、役柄とは大きく異なる高校生だったという。

「結構尖ってましたね。大阪生まれなので口調も強くて、目上の人にもガンガン意見言ったりして（笑い）」

遅刻の常習犯でもあった。

「私の学校では遅刻すると朝７時に校門に立って挨拶をするというペナルティーがあったんですけど、それが３０くらい溜まりました。バレないように裏口から入ったりもしてましたし。結局ペナルティーもごまかして消化しないまま卒業しましたね。問題児って言われてました」。現在、遅刻は絶対にしないという。

尖りながらも学業には真摯に向き合った。英語は得意科目で、英検準一級を持つ。「大阪の鶴橋が地元なんですけど、ヤンキーばっかりなんです。このままだと私もヤンキーになっちゃうと思って、勉強して抜け出しました」と意外な理由を明かした。

９月２３日には、講談社が発行するビューティーマガジン「ＶＯＣＥ」の専属ＳＮＳモデルクリエイターに就任した。美容法を尋ねると「良いのか悪いのか」と首をかしげながら「お風呂めっちゃ入ります」と明かした。「毎日４時間くらい、長いと６時間くらい入りますね。半身浴とかじゃなくて、全身で。めっちゃ汗かくんです。『なんでそんなに痩せてるの』ってよく言ってもらえるんですけど、そのおかげかもしれないです」。

とはいえ、人におススメはできないという。

「皮膚がすごいふやけるんです、もう見たことないくらい。あと、とにかく乾燥するのでやらないほうがいいです」と苦笑い。「私はお風呂が大好きで、それ自体がストレス発散なんです」と超長風呂は趣味の一環だと説明した。

憧れの女優は事務所の大先輩、上戸彩だ。「上戸さんに憧れてこの事務所に入ったので、上戸さんのようなお芝居ができる役者になりたいです」と力を込めた。

また、〝笑い〟には大阪の血が騒ぐという。「話すことが好きなので、コメディー作品やバラエティー番組に出たいです。今回、ドラマでより多くの人に知ってもらえたことをきっかけにして、さまざまなお仕事を両立させて頑張っていきたいと思っています」と今後の活動への意気込みを語った。

☆やまぐち・まゆな ２０００年５月３０日生まれ。大阪府出身。「関西コレクション２０１８ Ｓサイズモデルオーディション」でグランプリを獲得したことをきっかけに芸能界入り。主な出演作にカンテレ「ブルーバースデー」（２３年）、ＭＢＳ「明日、私は誰かのカノジョｓｅａｓｏｎ２」（２３年）などがある。趣味はヨガ、ダンス、ピアノ。実用英語技能検定準一級を持つ。