【陸上】北口榛花は織田裕二の無茶ぶりにも笑顔 世界陸上は「ぜひリレーにダブルエントリーで」

リレーで走るサニブラウン・ハキーム(左)と北口榛花

陸上女子やり投げでパリ五輪金メダルの北口榛花（ＪＡＬ）は、夢のリレー実現に満面の笑みがこぼれた。

５日に行われた日本陸連主催の「みんなでつなごうリレーフェスティバル２０２４」（東京・国立競技場）では、橋岡優輝（富士通）、田中希実（ニューバランス）、北口、サニブラウン・ハキーム（東レ）の４選手がリレーでバトンをつないだ。雨が降りしきる中で華麗な走りを披露した北口は「なんか濡れたくないとか言っていたけど、走ったら結構楽しかった。ケガをせずに走れてよかったなと思う」と声を弾ませた。

北口の力走には来年９月に東京で開催される陸上の世界選手権で「スペシャルアンバサダー」に就任した俳優の織田裕二（５６）も大興奮だった。「やっぱり才能がすごい。あんなきれいなフォームをしているとは思わなかった。ぜひリレーにダブルエントリーでお願いします」と要望したが、北口は笑顔で首を振りながら否定。それでも、ファンに向けて「現地じゃないと感じれないものがたくさんあるので、ぜひ会場に足を運んでいただきたい」と呼びかけ、自身の活躍を誓った。