【スターダム】葉月が令和の虎ハンター化…Ｓ・キッドのマスク剥ぎに予告通り成功！「最高の気分だよ」

スターライト・キッド(右)からマスクを奪って仁王立ちの葉月

女子プロレス「スターダム」の葉月（２６）が、スターライト・キッドのマスク剥ぎに成功した。

５日の愛知・ドルフィンズアリーナ大会で２人はシングルで激突。ことの発端は９月１４日大阪大会で王者のなつぽいに敗れ、６度目の挑戦でワンダー王座取りに失敗した葉月が失意のどん底に陥ったことだ。

そこにキッドから「アンタの目を覚ましてあげる」と救いの手を伸ばされたが、ユニット「ＳＴＡＲＳ」の仲間や舞華からの叱咤激励で完全復活。それでも「キッドがやりたいなら、受けて立つよ」と返答したことで２人の一騎打ちが決定した。以前からキッドを嫌ってきた葉月は、今回の一騎打ちで「ウチがそのマスク引き裂いて、お前の素顔をさらしてやるよ」と予告していた。

試合ではキッドにドロップキックで奇襲攻撃を仕掛けられ、自身の得意技である顔面ウオッシュをくらい押されぎみに。だが、髪の毛をつかまれ「私のこと嫌いなんだろ？」と張り手で挑発されると、怒りのスイッチが入った。

エルボー連打で叩きのめすとキッドのマスクに手をかけた。止めに入ったレフェリーを吹き飛ばすと、マスクを引き裂き不敵な笑みを浮かべる。

さらにクロスフェースロックで締め上げ、ダイビングセントーンを投下。あと一歩のところまで追いつめた葉月だったが、最後は隙を突かれ、モモ☆ラッチで丸め込まれた。

勝敗に納得のいかない葉月は大暴れ。レフェリーを客席に投げ飛ばし、キッドを滞空式のブレーンバスターでマットに叩きつけると、ハサミを持ち出す。動きの止まったキッドに近づくと、マスクのヒモを切り裂き、素顔をさらし上げた。

会場が大ブーイングに包まれる中、キッドのマスクを手にバックステージに現れた葉月は「キッド、ウチに勝ってうれしい？ それとも大事なマスク取られて悔しい？ どっち？ ウチは有言実行。マスク取れて最高の気分だよ！」と高笑いだ。

観客からのブーイングも全く気にしない様子で「ウチがちょっと悪いことすると、すぐにブーイングしたりＨ．Ａ．Ｔ．Ｅ．入りするんじゃないかとか言ってさ。ウチはこのままの葉月で、ＳＴＡＲＳに居続けてトップ取ってやるよ」と吐き捨て、奪ったマスクを見つめた。

最後はキッドに向けて「またやりたいんだったら、やってもいいよ。ちょっとだけ楽しかったし。再戦あるか知らないけど、やる時があればまたいつでもこのマスク奪いに来て」とメッセージ。葉月が令和の〝虎ハンター〟になるのか――。