【津ボート・ヴィーナスＳ】山下友貴 カドまくりで７年ぶりＶ「実感がないです。でもうれしい」

４コースからトップＳで優勝をもぎとった山下友貴

ボートレース津の「ヴィーナスシリーズ第１４戦 ＢＯＡＴＢｏｙＣＵＰ」は５日の１２Ｒで優勝戦が行われ、４号艇の山下友貴（３８＝静岡）がカドまくりを決めて今年初、通算７回目の優勝を飾った。２着に中川りな、３着が遠藤エミが入り、１号艇の藤原菜希は４着に終わった。

進入は枠なり３対３。４コースカドからコンマ０６のトップスタートを決めた山下は、スリット後伸びて内を締めにいく。１Ｍ、イン藤原も抵抗するが豪快にまくって、バック先頭へ浮上。そのまま振り切り先頭でゴールした。

２０１７年７月、江戸川ヴィーナスシリーズ以来、約７年３か月ぶりの美酒。「実感がないです。でもうれしいです」と笑顔。「１等で抜けた時からは転覆しないように、しっかり走ろうと思った」と必死だった。優出を決め「子供に優勝しているところを見せたい」と話していたが、見事に実現した。最後はファンに向けて「いつも応援ありがとうございます。これからも頑張ります」と次節以降の好走を誓った。