【浜名湖ボート・ＧⅠ浜名湖賞】片岡雅裕が予選突破へひと調整「ペラを実験的な形に叩いてみました」

仕上げに苦戦中の片岡雅裕

ボートレース浜名湖のＧⅠ「浜名湖賞 開設７１周年記念 静岡県知事杯争奪戦」は５日、予選の３日目が行われた。

片岡雅裕（３８＝香川）は今節、低調機を引いてしまい前検から不安いっぱいだったが、フタを開けてみれば初日ドリーム戦を２着と激走。２日目も３、１着にまとめ、さすがはグランプリ出場に目イチ勝負の選手（５日現在賞金ランク２１位）、と思わせたが、３日目の２コース戦で６着大敗だ。正味の機力はどうなのか―。

「足は中堅ぐらい。出足系はいいけど、伸びはいい人に比べると悪いですね。初日、２日目は展開が良かったんで。レース後、ペラを実験的な形に叩いてみました」

まだ成績ほどの足はないようだが、準優、優勝戦ではコース不問で飛んでくる選手。「自分は予選突破が少ないから」と言うように、片岡にとっては予選突破が最大の関門ともいえる。得点率１１位につける今節は、石にかじりついても予選突破を目指す。