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【ソフトバンク】中継ぎ・尾形崇斗「役者化」で急成長 意外な他競技の〝超一流アスリート〟も手本

東スポWEB / 2024年10月6日 6時0分

CSでの活躍も期待されるソフトバンク・尾形崇斗

今季4年ぶりリーグVを果たし、レギュラーシーズンの全日程が終了したソフトバンクは5日、CSファイナルステージ初戦は16日で再登録可能な10日間以上も空くため、29選手全員の一軍登録を抹消した。

日本一奪回を目指し、着々と準備を進める中、救援陣のキーマンとなりそうなのが、2017年に育成ドラフト1位で入団した最速157キロの本格派右腕の尾形崇斗投手(25)だ。今季は12試合に登板し、2勝0敗3ホールド、防御率2・31をマーク。特に9月6日に再昇格を果たしてからは安定感ある投球を披露し、9試合連続無失点に抑え、好調のままペナントレースを終えた。

首脳陣からの評価は爆上がりで、小久保監督は「だいぶ安定感、自信も付いてきている」とうなずけば、倉野投手コーチも「信頼度はすごく高まっている。当然試合を左右する場面で出ていく投手」と目を細めた。

好成績の要因は何か。尾形は「マインドの成長」を挙げ「(今まで)悪い時は気持ちがかかりすぎて、ボールを操れないということがあった。それが少しずつブレなくなってきた」と手応えを口にする。

練習では「気持ちがかからないけど、気迫は出る」というギリギリの状態をつくることを意識。「今は練習から、自分を役者だと思ってやってます」と宝塚歌劇団などからもヒントを得て、役になりきる取り組みも行っている。

そんな尾形がイメージとして参考にしているのはあの〝金メダリスト〟だ。「フィギュアスケートの羽生結弦選手です。『SEIMEI』っていう曲を演じた時に、めちゃくちゃ感動して、お客さんみんながぬいぐるみとか投げて。あれぐらい感動させる表現力はすごいというか、ポーカーフェースの相手に読まれない一面もあるけど、ここ一番で気迫も出るみたいな。すごく難しいけど、それを練習からできるだけつくれるようにしている」と明かす。

劇団、他のアスリートなどいろんなジャンルで活躍するスターから学びを得ている7年目右腕。羽生の演技をも吸収し、CS突破、日本一の〝主役〟に躍り出るか。

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