野沢雅子 鳥山明さんとの思い出を明かす 孫悟空役は「『私が選んだんですから』って」

舞台あいさつに登場した野沢雅子

声優・野沢雅子（８７）が６日、都内で行われた「ドラゴンボールダイマツリ」舞台あいさつ付きワールドプレミア上映会に登壇した。

今年３月１日に亡くなった鳥山明さんの漫画が原作のアニメ「ドラゴンボール」の新作アニメ「ドラゴンボールＤＡＩＭＡ」が、１１日からフジテレビ系で放送された。週刊少年ジャンプ（集英社）での連載開始から４０周年を記念し、イベントが開催された。

孫悟空の声を担当している野沢は、新作制作を聞いた時のことを問われ「びっくりしました。皆さんと同じ気持ちです。えぇ、どうなるの？って」と話し、「どんな展開になっていくのかな、ドキドキですよ」と伝えた。

会場を見ると「皆さんこんな大勢いらっしゃる。こんなに愛されているんだってうれしい。出てきたら『うわー！』って叫びたかった」と喜びを爆発させ、「ありがとうみんな。オラ嬉しいぞ！」と感謝を述べた。

また、今月２５日には自身の誕生日を迎える。「はい、誕生日。若いです。まだ１０代です」とニヤリ。「若い人からいろいろなものをいただける…物じゃないんですよ、お芝居をね。そういうのがとっても楽しいですね」と話した。

さらに「もちろん最初はオーディションだったんですけど。鳥山先生の作品が好きで、先生とお会いした時に『私、これオーディションだったんです』って言ったら、『知ってますよ。私が選んだんですから』って」とエピソードを明かした。

連載開始から４０周年を迎えたことには「スタートですよね」と力強く語った。