ヘンリー王子に専門家が警告 最近の活躍は王室を怒らせる危険性あり

精力的な活動を見せるヘンリー王子（ロイター）

ヘンリー王子の最近の活躍は、王室を怒らせるため〝危険〟だと王室専門家が警告した。英メディア・ＧＢニュースが５日、報じた。

ヘンリー王子は９月下旬からメーガン妃を同伴せず、ニューヨーク、ロンドン、アフリカのレソト王国を訪問し、慈善活動やレソトの王室メンバーとの面会などを行っている。

しかし、王室専門家アンジェラ・レビン氏は「この旅行は賢明ではない」と語り、ヘンリー王子の最近のソロ活動を批判した。

「ヘンリー王子がたった一人で９日間で８つの〝ソロ公演〟をこなすというのは、とても興味深いことです。彼は現役王室メンバーとして働いていた時のすべての慈善団体に参加しており、それは『王室は必要ない、自分一人でできるし、みんながまだ私を愛してくれているから、もっとうまくできる』というメッセージなのではないかと思います。それは非常に危険な行為だと思います。王室はこれに耐えられないので、何か策を講じると思います。ひどいことです」

ヘンリー王子とメーガン妃の事務所は先日、ウェブサイト「サセックス・ドット・コム」で読者に旅行の最新情報を伝えた。

声明で「ヘンリー王子がレソト国王夫妻との非公式な会談で温かく迎えられ、レソトへの旅を開始したという重要な瞬間を迎えました。ヘンリー王子は、アフリカの弱い立場にある子供たちを支援するために２００６年にセーイソ王子と共同で設立した組織、センテバレでの活動を通じて、この国に特別な思いを抱いています。この地域に対する彼の取り組みは、持続可能な開発とエンパワーメントに対する共通のビジョンに深く根ざしている」と述べた。