元フジ渡邊渚アナ ＰＴＳＤ公表後の誹謗中傷被害を告白「日本は精神疾患について理解があまりない」

元フジテレビアナウンサーの渡邊渚さん

今年８月末でフジテレビを退社した元アナウンサーの渡邊渚さん（２７）が６日、自身のインスタグラムを更新。精神的な悩みに関する偏見について触れた。

渡邊さんは、２０２０年にフジテレビに入社。２３年７月から病気療養し、今年８月末で退社した。１日にはインスタグラムで治療が終わったことを報告し「長い時間をかけて治療した原因は、【ＰＴＳＤ 心的外傷後ストレス障害】を患っていたからです」と明かしていた。

ＰＴＳＤ公表後は、応援のコメントが相次いだが、一部の心ない利用者からは誹謗中傷とも取れるコメントも寄せられた。この日はストーリーズ機能で「メンタル疾患って、本当に辛いんよ。差別偏見も多いし」というフォロワーの声をピックアップし「偏見、差別。残念なことに、日本は精神疾患について、理解があまりないよね。そんな社会を変えたいなって思ってるよ」と思いを記した。

また「精神科の病に偏見を持つ方々がまだこんなにもいることに驚きました（中略）私はあなたの味方です」というコメントには「私もこの数日で精神疾患への偏見をすごく感じてます」と共感し「これをしょうがないと諦めるんじゃなくて、未来のためにそういった偏見をなくしていきたい」と決意をつづった。