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【巨人】首脳陣は岡田阪神の結束を警戒「相当の覚悟で迎え撃たないといけない」

東スポWEB / 2024年10月7日 5時5分

巨人・阿部監督

4年ぶりとなるセ・リーグ優勝を果たし、12年ぶりの日本一へ動きだした巨人に緊張感が漂っている。すでにレギュラーシーズン全日程を終え、6日には東京ドームで全体練習を行った。16日からはCSファイナルステージが幕を開けるが、首脳陣の間からは今季限りでの退任が正式発表された岡田彰布監督(66)率いる阪神の結束に警戒が強まっている。

チームはこの日の午前中に本拠地で汗を流し、午後からは宮崎での「フェニックス・リーグ」に参戦する救援陣が遠征の荷物を持って球場を後にした。阿部慎之助監督(45)はCSまで時間が空くことから実戦感覚を維持させるべく、主力を交代制で宮崎に派遣する方針だ。

いずれにせよ、セ2位の阪神と3位・DeNAの勝者を待ち受ける格好。そんな中、コーチの一人は退任劇で揺れる猛虎に対して「岡田監督が勇退した阪神は何が何でも日本一を目指してくる。CSを勝ち上がってきたら相当の覚悟で迎え撃たないといけない」と気を引き締めた。

阿部巨人にとって阪神はただでさえやっかいな相手だった。「本当にウチが優勝できると思ったのは(9月の)甲子園での2戦目を勝ってから。それまでは『阪神が残り試合を全勝してまくられるんじゃないか』と本気で心配していた。それぐらいあの時は勢いがあった」と振り返る。

2ゲーム差で迎えた9月22日の2連戦初戦は菅野が8回1失点で完投しながら惜敗。後がなくなった翌23日の2戦目は先発したグリフィンが中4日で5回無失点の好投を見せ、零封リレーで辛勝した。同コーチは「あの勝利で阪神の心が折れたように見えた。そこからは自分たちが目の前の試合を勝っていくだけだった」とVへの分岐点だったと位置づける。阿部監督も「不思議なもんで勝っていく中で選手が信じられない力を出すようになった」と終盤戦でのナインの〝変身〟に驚きを隠せなかったほどだ。

仮に直接対決で別の結果が出ていれば、自分たちがV逸の屈辱を味わっていたかもしれない。それだけに、いっそう団結力を強める阪神の存在に警鐘を鳴らさずにはいられないようだ。

もちろん、阪神が勝ち上がってきても相手のエース格が出てくるのはCSファーストステージで投げた3戦目以降が濃厚。アドバンテージの1勝もあるため巨人の優位は揺るがないが、万全の準備で迎え撃つ。

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