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【F1】角田裕毅がレッドブル昇格できないワケを元王者が指摘「彼の態度はケンカ腰になる」

東スポWEB / 2024年10月8日 5時6分

精神面の未熟さを指摘される角田裕毅

F1のRBに所属する角田裕毅(24)が、飛躍を遂げているにもかかわらず、親チームのレッドブルに昇格できない〝ワケ〟をレジェンドがズバリ指摘した。角田はマシンの性能が上位陣と比べ劣るRBで、今季はたびたび入賞を果たして評価が急上昇。来季に向けて他チームから獲得オファーが舞い込む争奪戦が展開され、レッドブルでセルジオ・ペレスが不振に陥った際には昇格候補にも挙げられるほど存在感を見せている。

だが、レッドブル首脳陣はペレスの続投を決定。角田は来季RBと1年の契約延長となったが、レッドブル陣営ではクリスチャン・ホーナー代表をはじめ角田の評価が低く、昇格に消極的というのが実情だ。そうした中で、2016年にメルセデスでドライバーズタイトルを獲得した元王者のニコ・ロズベルグ氏が、角田がレッドブルに昇格できない理由を語った。

英スポーツ専門放送局「スカイ」で、ロズベルグ氏は「ユウキは順調にやっていると思うし、ピークでは非常に強い。例えばシンガポール・グランプリ(GP)では本当に素晴らしい予選をした」と角田の実力を高く評価した上でこう続ける。「問題は、少し一貫性がないことだ。それに、彼の態度は時々、とてもケンカ腰になる。それが今年、チームがペレスの後任を探していたときに、彼が〝無視〟された理由だ」とズバリ指摘した。

角田はデビュー時からたびたび〝キレ癖〟が問題視されてきた。今季はそうした課題も消えつつあったが、まだ暴言癖が顔をのぞかせることもあり、レッドブルとしては精神面の未熟さを問題視しているというわけだ。「ユウキは、ペレスの代わりを務めるほどの実力があるとは思われていない」と重ねて厳しい現状を強調した。

そうした背景もあり「それが、彼らが(リアム)ローソンを試してみたい理由だ。なぜなら、ローソンが(今季)最後の6レースで驚くほど良い成績を残せば、来年のレッドブルのメインシートに間違いなく考慮されるだろう」。解雇されたダニエル・リカルドに代わって、次戦の米国GP(20日=日本時間21日決勝)で再デビューするローソンの逆転昇格が有力な選択肢とした。

今季残りのレースで、角田は厳しい指摘を糧にして自らの評価を高めたいところだ。

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