「致死量の仕事をした」鈴木おさむ氏は放送作家引退に未練ナシ 夢追う人に投資へ
東スポWEB / 2024年10月8日 11時15分
元放送作家の鈴木おさむ氏(52)が企画・脚本・プロデュースを務めたNetflixシリーズ「極悪女王」が先月19日に配信開始となり、大きな話題を集めている。今年3月に放送作家を引退したが、それまで“致死量の仕事”をこなしてきたため、世に出る作品はまだあるようだ。ど真ん中で活躍してきた業界を離れた今の心境と今後とは――。
1980年代にカリスマ的人気で女子プロレス旋風を巻き起こした悪役・ダンプ松本の半生を描く同作。ド迫力の映像に主演のゆりやんレトリィバァをはじめとする、キャスト陣の体当たりの演技、ダンプ松本や長与千種らの全面協力による当時の熱狂の再現性が魅力で、鈴木氏も「自分で言うのもなんですけど、傑作だったでしょ」と自信満々。「世界一を取りたい」と意気込む大作だ。
今年3月末に32年間続けた放送作家を引退したが、極悪女王以降にもABEMAオリジナルドラマ「警視庁麻薬取締課 MOGURA」(来年配信)や映画「僕らは人生で一回だけ魔法が使える」(来年公開)など、自身の手がけたドラマ・映画作品が続々と世に出る予定だ。引退宣言を疑いたくなる盛況ぶりだが、「作家としての仕事はきっぱりやめている」と断言する。「どういうことかというと僕この3月末までに“致死量の仕事”をしてるんですよ。もういつ死んでもおかしくないというような量をこなしていたんで。だからこれから出てくる作品もそれまでに書いたものです。とにかく働きました」。向こう数年、少なくとも3年は鈴木おさむの作品を楽しむことができるとのことだ。
引退間際に自身を追い込んで仕事に打ち込んだからこそ、すがすがしいまでの心持ちだ。「もう全く未練もないんですよね」と豪快に笑う。
ど真ん中で活躍してきた業界からも離れた。「以前のようにはテレビも見なくなりましたね。すごく面白いのは配信で見るし。でも、これがリアルだと思う。50代の僕が見ないんで、ちょうど今の世の中とイコールだと思う」
第2の人生はスタートアップ企業の支援に尽力する。ファンドとして「スタートアップファクトリー」を立ち上げ、大きな夢を抱く事業者に投資し育てていく。「おかげさまでこれからいよいよ本格的に動き出すので注目してください」と呼びかけた。手がけた作品の大ヒットを見守りつつ、新たな道を意気揚々と突き進んでいく。
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