1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

元当事者の会・石丸志門氏「補償200万円上乗せ」に怒り 判断基準に示した30年前の事件

東スポWEB / 2024年10月9日 5時0分

石丸志門氏

ジャニーズ性加害問題当事者の会(現在は解散)の元代表・石丸志門氏が8日、さいたま簡易裁判所で行われたSMILE―UP.(スマイルアップ)との第3回調停で補償額として2000万円提示されたと明かした。

補償額の算定は通常、被害者救済委員会が行うが、石丸氏が掲示額1800万円に不服を申し立てたところ、スマイルアップが独自で補償額の算定を行ったという。ただ、スマイルアップは算定額の根拠について「合理的な説明ができるかは分からない」とあいまいな回答をしたそうだ。

石丸氏は「救済委員会にこの金額をはかるそうです。算定額の理由があるのであれば、説明できるはず。もちろん合意していません」と憤慨。その手は小刻みに震えており「睡眠薬を飲んでも、不安で2時間しか眠れなくて。調停の進展が遅く、次回期日まで待つ期間が長くて、キツいです」とこぼした。

第3回調停では別件の判例を主張に盛り込んだそう。30年ほど前に小学校の担任(当時)男性から性加害を受けたとして、男性が損害賠償を求めた裁判。最高裁が被害事実を認め、元担任男性に慰謝料など約4000万円の支払いを命じた判決が先月20日、確定したという司法判断だった。

「スマイルアップは『法を超えた補償をする』と昨年の会見で言っていました。法のもとでの裁判で4000万円の支払い命令が出ているのに、それよりも少ないのはおかしいんじゃないですか?」

事務所創業者の故ジャニー喜多川氏と石丸氏、小学校の担任と小学生では当事者の立場が異なるため一概に比較できないが、石丸氏がこの判例を引用したため、補償額の算定に影響してくるかもしれない。

次回期日は未定。石丸氏は裁判所からの連絡を待つという。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください