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38歳・三上大樹アナ急逝 テレ朝局員に広がる動揺「顔を合わせる機会は少ないけれど…」

東スポWEB / 2024年10月9日 5時0分

スポーツ実況のスペシャリストだったテレビ朝日・三上大樹アナ

プロレスやプロ野球の実況中継などで活躍したテレビ朝日の三上大樹(みかみ・ひろき)アナウンサーが5日に病気のため死去していたことが8日、明らかになった。38歳の若さだった。2009年の入社から今夏の五輪まで文字通り、声でスポーツを彩ったアナだった。

三上アナはテレ朝のスポーツ実況のエース格だった。「5日に病死したと局員に通知があったのは7日。自死などではありませんが、あまりに急すぎて、三上アナを知る同僚たちは皆、ショックの色が濃い」とテレ朝関係者。

神奈川・横須賀市出身。早稲田大スポーツ科学部を卒業した。同期は宇賀なつみアナ(現フリー)ら。本人の希望が叶ってプロレスやプロ野球、フィギュアスケートの実況中継など、スポーツ関連番組を長く担当した。前出関係者がその人柄を明かす。

「表に出るタイプではなく、声を聴けば『あ、この人か!』と分かる人。スポーツ実況にアナ人生を捧げたと言っていい。実況アナは選手名や技、ルールなど覚えることがたくさんあるけど、勉強熱心で有名な三上アナはこれをマスター。選手たちとのコミュニケーション能力も高かった。人柄も良く、好かれていました」

昨年のWBCでも中継リポーターを任された。大谷翔平らの活躍で世界一に輝いた侍ジャパンのシャンパンファイトは、ずぶ濡れで米マイアミから中継。今夏のパリ五輪では、NHKと民放各社で構成する放送機構「ジャパンコンソーシアム」の一員として渡仏し、バドミントンやバスケットボール、アーティスティックスイミングなどを実況した。

最後の仕事は9月13日、「報道ステーション」のスポーツニュースのナレーション。前出関係者によれば「パリから帰ってきて1か月後でしょう? 中継メインだからあまり局内にいないし、現場でもすぐナレーターブースに入るから、顔を合わせる機会は少ないけれど、局員たちは本当に突然の訃報に動揺しています」。

新日本プロレスの中継番組「ワールドプロレスリング」も担当。時に優しく、時に感情をあらわにする実況でファンから愛された。6月9日大阪城ホールのメインで行われた「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」決勝戦(エル・デスペラード vs 石森太二)が最後のプロレス実況となった。

新日本プロレスの棚橋弘至(47)はこの日の富士大会での試合後、取材に応じ「彼の実況は見たままを素直に、時に怒り、時に興奮しつつというか。人柄が出るような実況だったので。実直さがにじみ出てましたよね」と言葉を詰まらせながら追悼。「最近、会場でお見かけする機会がなかったので、まさかご病気されてるとは知らなくて。自分より年下の人間が…」と故人の冥福を祈っていた。

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