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妻にメタノール飲ませ殺害か 「無罪」主張の製薬会社元社員が証言した事件前日の生々しい様子

東スポWEB / 2024年10月9日 6時5分

公判が行われた東京地裁

妻にメタノールを飲ませ、殺害したとして殺人の罪に問われている大手製薬会社元社員の吉田佳右被告の公判が8日、東京地裁で開かれた。被告人質問が行われ、事件前日の様子が生々しく語られた。

起訴状などによると、吉田被告は2022年1月に妻・容子さんにメタノールを飲ませ、中毒死させたとされる。先月行われた初公判で吉田被告は「メタノールを飲ませていません」と無罪を主張。

2人は入社同期として知り合い、結婚。1児をもうけたが、容子さんの育児ストレスを原因に夫婦関係が悪化。その後、吉田被告の風俗通いがバレ、容子さんは吉田被告が触れた場所を消毒したり「臭い」と言って消臭スプレーを吹きかけるようになった。また「梅毒」と罵倒されながら動画撮影され、子供との接触も禁じられたという。事件の数年前から家庭内別居状態となり、夫婦関係は冷めきっていたことがこれまでの公判で明らかになっている。

事件当日、自宅で容子さんが倒れた状態で見つかり、病院に搬送され、その後死亡が確認された。前夜から容子さんには異変があった。夜にえずくようになり、呼びかけてもろれつが回らない状態。さらに全裸となり、寝室で立ったまま小便をするなどしていた。

なぜ早く救急車を呼ばなかったのか問われた吉田被告は「どうせ二日酔いだろうと思った」と述べた。また「私たち以外に知られると、妻が恥ずかしい思いをすると思ってためらってしまった。早く呼ぶべきでした」と後悔を口にした。霊安室で容子さんの遺体と対面し泣く息子の姿を見て「私も泣きました。息子に悲しい思いをさせて申し訳ないと思いました」と振り返った。

質問に対して淡々と答える吉田被告だが、息子に関しての発言は熱を帯びる。「息子から母親を奪うような残酷なことはしません。犯罪者の息子にするような愚かな人間ではありません」と改めて無罪を訴えた。

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