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【楽天】今江監督 いまだ白紙状態の去就…12球団監督最低年俸&大型補強なしで4位

東スポWEB / 2024年10月9日 6時5分

現有戦力でシーズンを戦い抜いた楽天・今江監督(左)

楽天の10月の〝風物詩〟ともいえる監督問題が今年もくすぶっている。

対象となっているのは、昨年限りで退任した石井一久監督(51=現球団取締役シニアディレクター)に代わって就任した今江敏晃監督(41)だ。今季最終戦となる9日の西武戦(楽天モバイル)を1試合残すが、来季の去就は白紙となっている。

今江監督は球団創設20周年となる今季から指揮を執り、6月の交流戦では球団として初優勝。その後も粘り強い戦いぶりで、9月18日には64日ぶりにCS圏内の3位に浮上したが、それ以降の10戦で2勝8敗と失速。138試合目で3年連続のBクラスが確定し「とにかく悔しい。この時期にここまで戦えて選手たちは本当に頑張っていますし、勝たせられなかったところは自分としては悔しい」と語っていた。

戦前の下馬評では圧倒的な最下位候補だった楽天。今江監督の年俸も12球団最低とされ、チームの年俸ランキングに照らしても太田に次ぐ16位相当の4000万円(推定)は格安で、大きな戦力補強もなかったことを踏まえれば、昨季と同じ4位フィニッシュは球団としても〝想定内〟だったともいえる。

しかし、今江監督の去就はいまだに不透明のまま。球団は「シーズン終了までは全部見させていただくことが会社の方針」と棚上げ状態にされている。

この現場指揮官に対する不条理ともいえる扱いは、三木谷オーナーの現場介入が常態化している楽天ではそれほど珍しい現象ではない。実際、球団創設から20年で計10人の監督が就任し、半数の5人が1年で退任を余儀なくされている。

三木谷オーナーの命を受けた石井氏が最終的にどんな結論を出すのか。楽天にとってひと区切りとなる20周年のオフも、球団周辺には相変わらずキナくさい空気が漂っている。

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