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【柔道】再任・鈴木桂治監督に必要な「仲良しクラブ」からの脱却 100キロ超級が試金石

東スポWEB / 2024年10月10日 6時0分

再任された鈴木桂治監督

失地回復なるか。全日本柔道連盟(全柔連)が9日、オンラインで理事会を開催し、男子代表は今夏のパリ五輪を率いた鈴木桂治監督(44)の再任を決定。同日に都内で行われた会見で鈴木監督は「五輪での金メダル獲得という目標を、しっかりとぶれずに持ち続ける4年間にしたい」と抱負を述べた。

パリ五輪の男子代表は66キロ級の阿部一二三(パーク24)と81キロ級の永瀬貴規(旭化成)が金メダルを獲得。一定の成果を収めたが、東京五輪の金5個には及ばなかった。さらに、王座奪回が至上命令だった最重量級の100キロ超級は2大会連続でメダルなし。柔道大国としては物足りない結果だったことは否めない。

それだけに、柔道関係者は「やっぱり100キロ超級でメダルをまた逃したのは痛いよね。全柔連の中には先月の臨時理事会前に鈴木監督を続投させるの?って話していた人もいるからね」と指摘。この日の理事会では鈴木監督の続投が満場一致で承認されたが、別の関係者は「続投する以上は頑張ってほしいが、仲のいい身内でコーチやスタッフを固めるのではなく、しっかりと人選しないと厳しくなる」と注文をつけた。

もちろん、鈴木監督も現状に満足しているわけではない。100キロ超級については「強化がまだまだ不十分かなと思っている。我々の問題だけではなくて、柔道人口とかいろんな兼ね合いがあると思うが、100キロ超級という一番大きいクラスの強化をシニアだけではなく、ジュニアもそうだし、各カテゴリーでしていきたい」と危機感をにじませた。4年後のロサンゼルス五輪へ向けて、指導力を問われることになりそうだ。

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