【全日本】大森北斗が斉藤ブラザーズの人気に嫉妬丸出し いかがわしいデータ手に「埼玉県民は全く知らない」

会見で一触即発の（左から）羆嵐、大森北斗、斉藤レイ、斉藤ジュン

全日本プロレスの世界タッグ選手権（１２日、埼玉・行田グリーンアリーナ）で、王者・斉藤ブラザーズ（ジュン＆レイ）に羆嵐と組んで挑戦する大森北斗（２９）が〝最恐双子〟の人気に嫉妬心を丸出しにした。

Ｖ５戦に臨む王者組は、ミヤギテレビ「ＯＨ！バンデス」のグルメ企画「ＴＡＸＩめし」出演からメディアへの露出が急増。最近も中京テレビ制作の人気番組「オードリーさん、ぜひ会ってほしい人がいるんです。」に出演するなど、マット外での活躍も目立つ。

都内の全日本事務所で行われた１０日の会見では、大森はなぜか、どこかで見たことあるような〝総統コスプレ〟で登場。これだけでも相当うさんくさいが、８日に行田市に行き、当日の試合会場などを視察したといい「斉藤ブラザーズ、今プロレス界屈指の知名度を誇っています。確かに宮城ではお前ら街を歩くだけで、声をかけられるらしいな」とその人気を認める。すると、いきなり円グラフが描かれた紙を持ち出し「この前、行田に行って直々に調査してきた。埼玉県の皆さん、どれだけ斉藤ブラザーズを知っていますか！ 『知らない』９６％、『知っている』４％だ！ 埼玉県民は全く知らないんだ」と挑発する。

さらに、もう１枚グラフが描かれた紙を出し「この俺の横にいる埼玉出身のスーパースター羆嵐。アンケート結果はこちら！ 約８０％以上の人が羆嵐さんのことを知っていました！ 『もちろん』が４０％、『大ファン』という人が２７％、『県民の誇り』だという人が２０％がいます！」と、ツッコミどころ満載のなんともいかがわしいデータを持ち出す。

これに、王者のジュンは「そもそも俺はこのデータをあまり信じていないな。どうやって調査したんだ。直接歩いて街の人に聞いたのか」と投げかける。大森は「わざわざ行田に行ったんだ、俺は。そして（行田市内の）田んぼアート、試合会場にも回った。たくさんの子供たちや女子高生、さらに大人たちから一人ひとりにアンケートを採ったんだ」と主張した。

これにジュンは「じゃあ今回で俺たちの知名度は１００％になるな」と言い、レイも「ああ」とうなずいた。〝人気タッグ王者〟の余裕を見せる２人に、うさんくささ爆発の挑戦者組は逆襲を果たせるか。