【バレーボール】ＳＶリーグは人気アップの「ラストチャンス」 西田有志が明かす覚悟

最終調整を行った西田有志

バレーボール男子でパリ五輪代表の西田有志（大阪ブルテオン）が〝人気アップ〟宣言だ。

パリ五輪では準々決勝敗退に終わるも、ネーションズリーグで史上初の銀メダルを獲得するなど、バレーボール界の注目度は右肩上がり。１１日に開幕するＳＶリーグの初陣・サントリー―大阪ブルテオン戦（東京体育館）はフジテレビ系での生中継が決まり、チケットもすでに完売となっている。

１０日に会場で最終調整を行った西田は「ありがたいことに地上波でやっていただけるし、多くのメディアに取り上げていただいている部分はあるけど、全体をよりフォーカスされるような環境にしたい。その一つのきっかけとして、僕らが先頭立って何かをしていくことが非常に重要だと思う。ラストチャンスになるようなきっかけだと思っている」ときっぱり。かねてプロ野球やサッカー、バスケットボールなどに負けない一大コンテンツを目指しており、ＳＶリーグの人気度が今後を左右するとの見方を示した。

開幕戦で相まみえるサントリーは、パリ五輪で活躍した高橋藍や世界ランキング１位のポーランドで主軸を担うアレクサンデル・シリフカが新たに加入。ライバルとの一戦を前に「僕のコンディションとしては全く問題ない。ほぼ１００％に近い状態でやっている。明日は自分たちがやれることをただ楽しむ。こういった環境でやれることもあまりないので、とりあえずバレーを楽しみたい」と抱負を述べた。