【徳山ボート・ＧⅢオールレディース】Ｖ戦バチバチ師弟対決 角ひとみ「一つでも内」実森美祐「抵抗する」

角ひとみ（左）が弟子の実森美祐と同時優出を決めグータッチ

ボートレース徳山のＧⅢ「日刊スポーツ杯争奪徳山オールレディース」は１０日、準優勝戦が行われた。

準優１０Ｒでは角ひとみ（５６＝広島）が４コースからブイ際を差して１着。続く１１Ｒでは弟子の実森美祐（２８＝広島）がインから逃げて優出。これで１月の尼崎ＧⅢオールレディース以来２回目となるＶ戦師弟対決が決定した。

優勝戦は角が３号艇、実森が２号艇。角は今節強烈なピット離れを武器に積極的に内寄りのコースを奪って勝ち上がってきた。優勝戦に向けても「ピット離れは落ちたかもしれないけど、伸びがついてきてバランスが取れて良かった。最後もピット離れで一つでも内に行けたら」と前づけ宣言だ。

一方の実森は「３コースもいいけど、回り足がいいので２コースでもいい。抵抗できるなら抵抗する。優勝戦に向けては微調整でいく」と一歩も引くつもりはない。

優勝戦ではコース争いからバチバチの師弟対決が展開される。