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【セCS】岡田阪神vs三浦ベイ〝歴史的泥試合〟以来の再戦へ 勝敗のカギを金村暁氏がズバリ

東スポWEB / 2024年10月11日 5時0分

〝歴史的泥試合〟以来の再戦となる阪神・岡田監督(左)とDeNA・三浦監督

セ2位からの下克上を狙う阪神は、12日に開幕するCSファーストステージ(甲子園)でDeNAと激突する。DeNAを本拠地に迎えてポストシーズンを戦うのは2017年以来、7年ぶり。雨天強行で劣悪なグラウンドコンディションの中で行われた〝歴史的泥試合〟は野球ファンの間で今も語り草だ。当時、阪神の投手コーチだった東京スポーツ評論家の金村暁氏は、短期決戦の分かれ目に両指揮官による攻守の「ベンチワーク」を挙げた。

【グラゼニ球論・金村暁】悪天候の中、日程消化を優先して強行された7年前のCSは今でもよく覚えている。勝敗は二の次…、と言っては語弊があるかもしれないが、選手たちがケガをしないか、当時の私はそればかりが心配で仕方なかった。幸いにも今年は好天に恵まれそうな予報だけに、シーズンの総決算となる好ゲームを期待したい。

阪神は才木、高橋らが先発予定。強打で鳴らすDeNA打線とはいえ、この2人を容易に打ち崩すことはできないだろう。「早め、早めの継投」が求められる短期決戦だが、この2人に限ってはシーズン同様長いイニングを任せたい。とはいえ試合はナマ物。4、5回あたりに好機で投手に打席が回ってきた場合、岡田監督は代打を送れるのか…。百戦錬磨の指揮官の采配にも注目したい。

ルール上、1勝1敗1分けでもファイナルステージに進出できる阪神にとって、引き分けは勝ちに等しい。極論すれば12イニングを無失点に封じればそれでいいのだ。逆にDeNAサイドとしては何が何でも次の1点、次の1点を積み重ねなければならない。

イケイケで打ち崩しにかかるスタイルの三浦監督は、シーズン中も犠打などの小技をほとんど使ってこなかったことが気がかりだ。「CSでは中軸打者にも犠打をさせる」とのコメントも出ていたが、現時点では真意は分からない。ここぞの場面で〝普段通り〟ではない采配をできるのか? DeNAナインの集中力も問われることになる。

(本紙評論家)

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