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【ソフトバンク】山川穂高 2冠だけじゃないFA補強の産物…宮崎で世界的有望株に技術の伝道

東スポWEB / 2024年10月11日 6時24分

ソフトバンク・山川穂高

不動の4番が〝裏ミッション〟を完遂していた。ソフトバンクの山川穂高内野手(32)が10日、秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」の西武戦(サンマリン)に「4番・DH」で出場。宮崎で予定していた実戦3試合をきっちり消化し、一軍本隊が待つ福岡へ帰還した。「いっぱい走ったし、体の状態がいい。やっぱり太陽の下で野球をやると汗もいっぱい出る」と充実感をにじませ、16日から始まるCSファイナルステージに向けて心身ともに戦う準備を整えた。

レギュラーシーズン堂々の34本塁打、99打点で2冠王を獲得した大砲の宮崎降臨――。絶対的主砲・柳田とともに、鷹の未来を担う有望株に多大なる影響を与えたことは言うまでもなかった。山川は誰に頼まれるわけでもなく、周囲が期待する自身の「技術」を惜しげもなく伝授した。

秋季教育リーグには、2022年12月にメジャー球団との争奪戦を制して育成契約で獲得した世界的有望株であるホセ・オスーナ外野手(17)も参戦中。今回二軍デビューを飾った若きドミニカンは西武戦で初ヒットを放ち、また一歩階段を上がった。オスーナにとって価値ある1本は、価値ある出会いから生まれていた。

「山川さんにアドバイスをもらったんです。僕は引っ張り傾向が強いので『もっとセンター方向を意識して打つこと』と『ミートポイントをもう少し前にすると打球が上がる』と言われました。今日はその意識で打席に入りました」

オスーナは日本球界屈指のスラッガーを前にして、見て盗む、聞いて学ぶを実践。同じ右打ちの大砲候補であるオスーナの真剣な姿に、山川も快く手を差し伸べた。

一昨年オフにFA加入した近藤健介外野手(31)は、その打撃技術の高さから今やチーム内で絶大な影響力を誇る。大砲育成はどの球団も常に課題とされている。本塁打王4度を誇る山川の存在はやはり特別だ。グラウンドでのパフォーマンス以外に「FA補強がもたらすもの」は大きい。不動の4番から世界的有望株へ、宮崎で見逃せない「技術の伝道」があった。

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