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自民党〝裏金女性議員〟に明暗 丸川珠代氏は公認も杉田水脈氏は「不出馬」へ

東スポWEB / 2024年10月11日 6時24分

明暗分かれた丸川氏(左)と杉田氏

裏金問題を抱えた女性議員の明暗が分かれた。10日、都内で自民党に対して杉田水脈氏に公認を出さないよう求める集会が開かれた。参加した評論家の佐高信氏は「衆院選の争点がないと言われるが、杉田水脈氏の問題が最大の争点だ。つまり、差別か反差別です」と訴えた。

杉田氏は過去にLGBTカップルについて「子供を作らない、つまり『生産性』がないのです」と発言し、差別だと批判を受けたり、裏金問題でも1564万円が政治資金収支報告書に不記載だった疑惑が指摘されたりしてきた。

杉田氏は同日、「X」(旧ツイッター)を更新して、集会について「自民党が私を公認しようがしまいが、あなた方とあなた方を支援する人達は、与党には絶対投票しませんよね?ということは、あなた方がいくら騒ごうが、私にはなんの影響もありません!ということです」と見解を述べていた。

現在、自民党は裏金問題に関連して12人を非公認とし、約35人を比例代表との重複立候補を認めないとしている。杉田氏は前回の衆院選で比例中国ブロックで当選しており、今回も山口県連が比例単独候補としての公認を党本部に申請していた。しかし、公認とはなかなかならず、同日夜までに杉田氏は不出馬の意向を党幹部に伝えたという。

一方、裏金問題を抱えながらも公認となったのは元アナウンサーの丸川珠代元五輪相だ。参院議員からのくら替えで東京7区から出馬する。丸川氏は旧安倍派の裏金問題で不記載822万円が指摘されていた。それだけに公認とはなるが、比例代表との重複立候補はなさそうだ。

もっとも、公認が出たら安心かというとそうではない。永田町関係者は「裏金問題が明らかになって以来、政治家たちが選挙区を歩くと地元中小企業の経営者から『ふざけるな』と言われるそうだ。きっちり税金を納めている人たちからすると当然の反応でしょう。裏金議員への怒りはたまっています」と話した。

公認でもいばらの道だ。

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