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【日本代表】鎌田大地が歴史的ゴールで最優秀選手に選出「前回の経験もあるし…」

東スポWEB / 2024年10月11日 9時55分

鎌田のゴールを喜ぶ代表イレブン(ロイター)

MF鎌田大地(28=クリスタルパレス)の〝歴史的一発〟で鬼門突破だ。森保ジャパンは10日(日本時間11日)に行われた北中米W杯アジア最終予選のサウジアラビア戦(ジッダ)で2―0と快勝。日本はサウジアラビアのアウェー戦で過去3戦全敗の無得点と最大の難関だったが、鎌田の先制弾が〝初白星〟をもたらした。開幕3連勝の日本は、8大会連続のW杯出場へ大きく前進だ。

5万6000人以上のサポーターから後押しを受けたサウジアラビアに、立ち上がりは攻め込まれた森保ジャパン。そんな嫌なムードを払しょくしたのが鎌田だ。

前半14分、MF堂安律(フライブルク)が右サイドから大きくサイドチェンジすると、左サイドで待ち受けたMF三笘薫(ブライトン)がダイレクトで中央へ折り返す。これをゴール前へ上がっていたMF守田英正(スポルティング)がヘッドでつなぐと、鎌田が絶妙なタイミングで飛び込み、左足で冷静に押し込んだ。

まさに歴史の扉をこじ開ける一撃だ。

日本代表は過去にサウジアラビアとのアウェー戦で3戦全敗。前回対戦した21年10月のカタールW杯アジア最終予選を始め、全て0―1で敗れており無得点だった。そんなジンクスを打ち破る歴史的ゴールとなった。

「うまく押し込めた。前の選手はゴール前に入っていけと常にチームで言われていることなので、ああやって入っていって、良いところにいれたことがよかった」と鎌田は会心の表情で千金弾を振り返った。

このゴールでリズムを取り戻した日本は、後半に入ると相手を圧倒して2―0と完勝した。

今夏に移籍したクリスタルパレスでは出場機会こそあるが、いまだリーグ戦無得点でチームも降格圏の18位と低迷。しかし代表に来て大一番で躍動し、プレーヤー・オブ・ザ・マッチ(最優秀選手)にも選出された。

日本が苦しめられてきた鬼門を突破する活躍に「このスタジアムでプレーするのはすごく難しいことだし、たくさんのファンがこれだけ熱くて、サウジアラビアもいいチーム。難しい試合になると分かっていたが、自分たちは前回の経験もあるし、そういうのをうまく使うことができた」。自身は3年前の敗戦時にスタメン出場していただけに、屈辱を糧にしてこの日のゴールにつなげた。

日本は今回の最終予選で開幕3連勝。勝ち点を9に伸ばし、次戦(15日、埼玉)で対戦する2位オーストラリアに早くも5差をつけた。「次勝つことによって、W杯というのが自分たちにとってすごく近いものになると思う」と鎌田。日本が世界最速のW杯切符へばく進だ。

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