【バレーボール】高橋塁が弟・藍との共闘誓う 開幕戦は敗戦も「兄弟で高め合いながら」

高橋塁

バレーボール男子の高橋塁（２４）が、弟でパリ五輪代表の高橋藍（２３）との共闘を誓った。

高橋兄弟が所属するサントリーは、１１日に東京体育館で行われた新リーグ・ＳＶリーグの開幕戦で塁はピンチサーバ、藍はスタメンで出場したが、優勝候補の大阪ブルテオンに０―３で敗戦。塁は「チームとして結果が出なかったことが第一に悔しい。藍とは開幕戦で一緒に勝利しようと言っていたが、まだチームとしてもこれからもっと結束していかないといけないと感じた」と顔をしかめた。

パリ五輪でも活躍した藍は、今季からサントリーに加入。塁は「兄弟でコートに立てて本当に嬉しい」と喜びを口にしたが、さらなる高みを見据える。「本当に兄弟で久しぶりに毎日のように一緒に過ごしているが、兄弟で高め合いながら、このチームをＳＶリーグで優勝できるように、負けを反省して、ＳＶリーグの優勝に向かっていきたい」と力強く語った。

その上で「これからもどんどん兄弟でＳＶリーグを盛り上げていきたい。自分で１点を取るような派手なサーブは打てないけど、藍にいいトスは持っていけるかなと思っているので、兄弟で１点を取れるように、縁の下の力持ちになれるように頑張っていきたい」ときっぱり。藍に負けじと、塁も己のプレーでチームの勝利に貢献してみせる。