ジャンポケ斉藤慎二の事件にブチギレたのは太田博久よりおたけ その理由とは…

左からおたけ、太田博久、斉藤慎二

元「ジャングルポケット」斉藤慎二（４１）の不同意性交事件で怒りを強く示したのは、ジャンポケのおたけ（４１）だった。斉藤の昨年の不倫騒動でおたけは頭を丸めるなど身をていしてトリオ存続に尽くしたが、裏切られたからだ。

斉藤は７月下旬、東京・新宿区に停められたロケバス内で２０代女性に性的暴行したとして７日、警視庁に書類送検された。斉藤は昨年８～９月、２度にわたり不倫疑惑を報じられていた。

この不倫疑惑直後、ジャンポケの３人はマネジャーらと緊急会議し、今後の活動について協議した。仕事が飛ぶなどしたことに責任を感じた斉藤はトリオ脱退を申し出たが、おたけは口角泡を飛ばす勢いで「ピンチも笑いで乗り切らないと」とピシャリ。「３人で坊主にしよう！」と反省の丸刈りを提案した。

ただ、トリオの中でも斉藤と太田博久（４０）は仕事が多く、髪形の著しい変更は多方面に影響が出る。マネジャーが直近の仕事を確認したところ、丸刈りはおたけのみＯＫが出た。

これらのいきさつは太田が今年７月放送の日本テレビ系「大悟の芸人領収書」に出演し、明かしていた。

吉本興業関係者の話。

「おたけは口だけでなく、昨年９月下旬、ホントにバリカンで頭を丸めました。５ミリ（の長さ）だったそう。トリオの中でも何を考えているか分からいニヒリスティックなイメージがあると思いますが、トリオ存続のために身をていした。それなのに斉藤が三たび女性問題を起こし、キレたんです」

斉藤は７月の事件後、持病のぜん息を悪化させた。おたけはこれには心配したが、事件にはブチ切れたわけだ。

おたけはやり切れない思いを抱えたまま、長野・軽井沢で行われた日本テレビ系「有吉の壁」のロケに太田とともに参加した。事件を知らないタレントの有吉弘行から斉藤がロケに来ていないことをイジられ、おたけと太田はともに「（軽井沢は）暑いですね」などとボケてかわした。一連の模様が９月１８日に同番組ユーチューブチャンネルで配信され、同月２５日に番組内で放送された。

「ロケは９月中旬でした。おたけも太田も表向きは笑っていましたが、胸中は非常に複雑だったでしょう」（前出関係者）

斉藤は今、何を思うか。