1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

〝MLB版関ヶ原の戦い〟投票締め切り後もMVP論争過熱させるNYメディア

東スポWEB / 2024年10月12日 11時40分

しかし、投票はすでに締め切られており、いまさらリンドアへの1位票が増えることはない。そのことは東海岸のメディアも百も承知だ。それでもアピールするのはなぜなのか。それは西海岸への対抗意識だ。

ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者は9月8日(同9日)にリンドアのMVP獲得を阻害する要因として西海岸バイアス(偏見)を挙げている。「大谷が勝つ可能性が高いのは東海岸バイアスが誰かの嫉妬深い想像力の産物だからだ。これは完全にフェイクニュースだ。東海岸バイアスは非常に弱いので、どちらかといえば(西海岸が)逆転した。西海岸バイアスがあるかもしれない」。さらにメッツが誕生した1962年以降、「ドジャース6人、エンゼルス7人、アスレチックス7人、ジャイアンツ10人、パドレス1人、マリナーズ2人と西海岸の選手は33人。メッツから一人も受賞していない」と指摘した。

思い出されるのが2022年のア・リーグMVP争いだ。ア・リーグ新記録の62本塁打を放ったヤンキースのジャッジと、史上初めて投打のW規定に到達した当時エンゼルスの大谷の一騎打ちとなり、ニューヨーク・ポスト紙とロサンゼルス・タイムズ紙が論争を展開。「東海岸バイアス」「西海岸バイアス」が全米で話題になった。ジャッジが1位票28票を得て受賞したが、エンゼルス担当の2人が大谷へ1位票を投票したため満票を逃して波紋が広がった。

MVPは11月21日(同22日)に発表される。結果とともに東海岸メディアの反応も注目だ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください